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機械学習型スキャンを導入、「ウイルスバスター クラウド」の最新版が発売
PCなどとセットで購入できる割安な「同時購入版」もあり
2017年9月14日 11:02
AI技術を用いたトレンドマイクロの総合セキュリティソフトの新製品「ウイルスバスター クラウド」が発売された。
店頭販売を確認したのは計8種類。ライセンス期間とインストール可能端末数を示す「1年版/3台まで」「3年版/3台まで」の2モデルで、それぞれに通常版と同時購入版、24時間365日サポート付きの通常版と同時購入版がある(同時購入版はPCなどとのセットのみで購入可能)。
店頭価格は税抜き4,980~18,100円で、同時購入版は通常版よりも1,000~2,000円ほど安価になっている。販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館。
先進のAI技術を用いた「機械学習型スキャン」を組み込むことで、多層防御アプローチ「XGen」を実現
ウイルスバスター クラウドは、同社製セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版。同社の従来技術と、先進のAI技術を用いた「機械学習型スキャン」を組み込むことで、多層防御アプローチ「XGen」を実現したとしている。
XGenは、脅威の侵入を防止する「Web脅威対策」、侵入後に検知する「AI技術による機械学習型スキャン」、データを保護する「フォルダシールド」で構成。
これらのうち「機械学習型スキャン」は、ビックデータと連動して検出精度の向上を図るほか、検索対象のプログラム毎に最適な「判定用モデル」を使用し、未知の脅威を迅速に検知・ブロックするという。機能はWindows環境のみで使用可能。
また、「フォルダシールド」はランサムウェアに向けて機能が強化。指定フォルダへの非正規プログラムのアクセスを防止することで、ランサムウェアによるデータの暗号化を防ぐという。
対応OSはWindows 10/8.1/8/7、macOS Sierra、Mac OS X 10.11。ただし、Windows 10 Sは非対応で、またWebブラウザについては64bit版Mozilla Firefoxは非対応とされている。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]