ニュース

MSIとAMDがRyzen Threadripperのイベントを開催、新型マザーボードも展示

YouTuberせろりんねさんも自作したPCを紹介

 MSI製X399マザーボードやRyzen Threadripperの紹介イベント「X399マザーボード及びRyzen Threadripper徹底紹介」が、16日にパソコン工房 AKIBA STARTUPで開催された。

 イベントでは、MSIが未発売のMSI製X370マザーボードの上位モデルの展示を行ったほか、Ryzen Threadripperの解説や、人気女性YouTuberせろりんねさんが自作したPCの紹介なども行われた。

X370搭載マザーの新モデルを展示、MSI製X399マザーの優れたポイントもアピール

MSIのMarvin氏

 この日、MSIはX399マザーボードの解説のほか、未発売のX370搭載マザーボードの上位モデル「X370 GAMING M7 ACK」の実機を展示。近日発売されることが予告された。

 同社のX399搭載マザーボードの特徴としては、オーバークロッカー向けに電源周りを強化した点や、多数のメモリを実際にテストし、互換性や安定性を高めたチューニングを行っている点、優れたイルミネーション機能を備えている点などがアピールされた。

AMDはRyzen Threadripperの特徴を改めて解説

AMDの末崎氏

 セッションにはAMDの末崎氏も登壇し、Ryzen Threadripperの特徴を改めて紹介。

 コンシューマー向けCPUでは現状最高性能のCPUである点や、ゲーム、動画編集、コンテンツ作成、暗号化処理など、様々な用途に向いていることが紹介された。また、Intel Core i7-7900Xとの性能比較なども紹介され、改めてRyzen Threadripperのマルチスレッド性能の高さもアピールされた。

人気女性YouTuberせろりんねさんはRyzenを搭載した自作PC 2号機を紹介

人気女性YouTuberのせろりんねさん

 人気女性YouTuberのせろりんねさんは自身の自作PC 2号機を公開。

 8コア/16スレッドのRyzenを搭載したハイスペック機で、初心者に向けて自作PCを組む際のコツの解説や、自身が自作PCを組む際に気をつけていること、今回組んだPCのポイントなどの紹介も行った。なお、パーツを選ぶ際、イルミネーション機能など見た目は大事なポイントになるとのことだ。

初心者向けの自作PCを組む際のコツ
今回作製したPCのポイント
せろりんねさんの自作PC
自作PCの内部、サイドパネルがスモークになっている点もポイントが高いとのこと
セッションは進行はアユートの森田氏が行い、笑いを取りに行く場面も見られた
自身の自作PCと

[撮影協力:パソコン工房 AKIBA STARTUP]