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Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」

実売69,800円、キャッシュが増えた8TBモデルも発売

Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」

 「エンタープライズクラスの信頼性とパフォーマンスを提供する」というWestern Digitalのデータセンター向けHDD「WD Gold」に、シリーズ最大容量となる12TBモデル「WD121KRYZ」が加わった。店頭価格は税込69,800円。

 販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク

 また、同シリーズの8TBモデルにはキャッシュ容量が増加した新モデル「WD8003FRYZ」が登場している。こちらの店頭価格は税込47,800円で、販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店

大容量・高電力効率を実現するヘリウム封入技術「HelioSeal」を採用

 WD Goldシリーズは24時間365日稼働するデータセンターなど、厳しいストレージ環境で信頼性と耐久性を発揮するよう設計された3.5インチ SATA HDD。1年間で最大550TBのワークロード性能や、最大250万時間のMTBFを公称している。

 HDD内部に空気より密度が低いヘリウムを封入する「HelioSeal」技術を採用。プラッタ回転時の抵抗を減らしたことで12TBモデルでは8枚のプラッタを内蔵することができ、大容量と高電力効率を実現しているという。また、振動をリアルタイムに補正する「RAFFテクノロジー」や、読み込み/書き込みヘッドの位置をリアルタイムで調整し、エラーの発生を抑え安定したパフォーマンスを実現する「動的フライハイトテクノロジー」など、信頼性を向上させる機能を搭載している。

WD121KRYZ
Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」
Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」
Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」

 両モデルとも本体サイズは147×26.1×101.6mm、重量が0.66kg。インターフェースは6Gbps SATAで、ディスク回転速度は7,200rpm、キャッシュメモリが256MB。動作音量はアイドル時20dB、シーク時平均36dB。データ転送レートは12TBモデルが255MB/s、8TBモデルが225MB/sとなっている。

WD8003FRYZ
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Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」
Western Digitalの12TB HDDが初登場、データセンター向けの「WD Gold」

[撮影協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]