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キーボードを自作できる制御基板「キーボードを作ろうぜ!キット」が店頭販売中

簡単な半田付けだけでOK

オリジナルのキーボードを自作できるという制御基板「キーボードを作ろうぜ!キット」

 オリジナルのキーボードを自作できるという制御基板「キーボードを作ろうぜ!キット」の取り扱いが、家電のケンちゃんで始まった。

 同人サークル「FLINT」の作品で、店頭価格は税抜き3,612円(税込3,900円)。

 同店によると「スイッチサイエンスのWebサイトでもこれまでに販売されていたが、店頭での販売はおそらく初めて」とのこと。

別売りのスイッチを配線することでオリジナルのキーボードが自作できる制御基板

 キーボードを作ろうぜ!キットは、別売りのスイッチを配線することでオリジナルのキーボードが自作できるという制御基板。基板上には109日本語キーボードの配列がパターンで用意されており、そのパターンに好みのスイッチを配線することで入力が可能となる。PCとの接続インターフェイスはUSB。

 製品はプログラミングを必要とせず、半田付けのみで利用できる容易さをウリとしており、「ある特定のキーを入力するだけのものならケーブルを2本配線するだけで利用できるようになる」(同店)とのこと。実際に、店頭には「Enterキー」が動作するデモ機が設置されている。

「Enter」キーとして動作する店頭デモ機
内部の様子。デモ機はEnterキーだけなので、ケーブルは2本配線しているだけというシンプルな造り
スイッチを半田付けするだけでキーボードが作れるというキット

 製品は同時押しにも対応しており、作者によると「4個までの同時押しを確認している」とのこと。また、基板上には「CTRL+C」や「CTRL+V」といったショートカットキーとして動作するパターンも用意されている(環境によっては使用できない場合があるとのこと)。

 電源はUSBバスパワーでとる仕組みで、基板上にはMicro USBコネクタが用意されている。このほか、通常サイズのUSB(Bタイプ)コネクタを取り付けられるパターンも用意されている(電源コネクタは排他使用)。

基板の様子
基板には109日本語キーボードの配列がパターンで用意されている
デモ機は「Enter」に配線されている
スイッチ側の配線の様子
電源はUSBバスパワーでとる仕組み

[撮影協力:家電のケンちゃん]