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RS-232C接続の新型56kモデムがアイ・オーから登場、IP網固定電話に対応

USBタイプも

 RS-232C接続モデムの新製品が登場、アイ・オー・データから「DFM-56S」が発売された。

 店頭価格は税抜き14,100円(税込15,228円)で、販売ショップはツクモパソコン本店

 このほか、USB接続モデル「DFM-56U」も同時に発売されている。こちらの店頭価格は税抜き6,700円(税込7,236円)。

データ受信速度56kbps・送信速度33.6kbpsに対応したV.90準拠のアナログモデム

 これらは、データ受信速度56,000bps、送信速度33,600bpsに対応したV.90準拠のアナログモデム。DFM-56Sのインターフェイス形状はD-Sub 9ピン、DFM-56UのインターフェイスはUSB。

 昨今ではRS-232C接続モデムの新製品は希少で、近年店頭で確認したRS-232C接続モデムの新製品としてはラトックシステムの「REX-C56EX-U」(2011年7月)などがある。

RS-232C接続モデル「DFM-56S」
データ通信の他FAX通信に対応
DFM-56Sの仕様

 両モデルともIP網固定電話への対応を謳った法人向け製品。NTT東日本とNTT西日本は、固定電話サービスのIP網への切り替えを2024年1月から順次行なうとしている。アイ・オー・データ機器は両製品について、IP網移行後の環境においてテストを行ない、問題なく動作することを確認したという。

 データ通信のほかFAX通信に対応(送受信速度14,400bps)。本体サイズ(約)はDFM-56Sが幅135×奥行き83×高さ25mm(突起部を除く)、DFM-56Uが幅79×奥行き27×高さ23mm(突起部、USBケーブル部を除く)。DFM-56SにはACアダプタが付属。DFM-56Uはバスパワーで使用できる。

USB接続モデル「DFM-56U」
DFM-56Uの仕様

[撮影協力:ツクモパソコン本店]