M.2 SSD対応のコピー・消去マシン「これdo台 M.2 NVMe」が発売、実売12万円以上

　センチュリーのストレージコピー・消去マシン「これdo台」シリーズの新モデルが登場、M.2 SSDにも対応した「これdo台 M.2 NVMe（KD25/35M2NV）」が発売された。M.2 SSDと2.5インチSSDなど、異なるインターフェイスの組み合わせでもコピーできる。

　店頭価格は税抜き118,000円（税込127,440円）。販売ショップはツクモパソコン本店II、パソコンショップ アーク。

異なるインタフェースのストレージ同士でもPCレスでコピーできる

　これdo台 M.2 NVMeはHDDやSSDのデータコピーや消去が行なえる機器。PCとの接続は不要で、本体のディスプレイやボタンを使って操作し、ストレージ間でコピーしたり、内容を消去したりできる。

　今回のモデルでは、2.5インチ/3.5インチのSATA HDD/SSDに加え、M.2 SSDに対応。本体上面に2基のM.2スロットが装備されており、NVMe/SATA接続のSSDを挿し込んで、コピーなどが行なえる。

　異なるインターフェイスのストレージを組み合わせることも可能で、例えば2.5インチSATA SSDの全内容をM.2 SSDにコピーするといったことができる。2台のストレージの同時消去も可能。なお、M.2 SSDの対応コネクタ形状はM KeyとB&M Keyの2つで、B Keyは非対応。

使用イメージ

異なるインターフェース間でのコピーが可能

　コピー機能は、いわゆる丸ごとコピーの「Whole HDD/SSDコピー」や、OSなどのデータのみをコピーする「システム＆ファイルコピー」など4種類が、消去機能は、全セクタに0x00を書き込む「フルイレース」や、全セクタに7回の書き込みを行なうセキュリティ重視の「DOD ECE 7回イレース」など7種類が用意。2台のストレージの内容が同一かどうかを調べる「コンペア」もある。

　本体のサイズは幅143×高さ31×奥行き182mm（突起部を除く）、重量は約890g。付属品はACアダプタ、SATAケーブル（2本）、HDD設置用パッド（2個）など。

主な仕様

価格は税抜き価格

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]