ニュース

前傾姿勢のPCケース「Torque」が発売、店頭では“パトレイバー風”のMOD PC展示中

 “前傾姿勢”のAntec製オープンフレームケース「Torque」が26日(土)に発売された。店頭価格は税込46,550円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館オリオスペック

“前傾姿勢”のオープンフレームケース、14枚のアルミ製パネルを搭載

 Torqueは筐体がパネルで閉じられていないオープンタイプのPCケース。本体は主にフレームとパネルとで構成されているが、パネル同士は密着しておらず各所に隙間がある。リアは拡張カードと電源の固定に用いるフレームしかなく、まさにオープンの状態だ。

 特にユニークなのは全体が前傾している点で、トップパネルは後部が跳ね上がるように高くなっており、フロントパネルは上部が前に突き出ている。見た目は前傾姿勢をとっているかのようで、国内代理店のリンクスインターナショナルは「攻撃的なコンセプトデザイン」と説明している。

 正面から見て左サイドには厚さ4mmの強化ガラスパネルが装備。フロントパネルの上には電源スイッチやUSBポート(USB 3.0 Type-A×2、USB 3.1 Type-C×1)、音声入力・出力端子が用意されている。

 本体のサイズは幅285×奥行き621×高さ644mm、重量は約9.35kg。対応マザーボードタイプはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは3.5/2.5インチドライブ用と2.5インチドライブ用を各1基備える。拡張カードスロットは7基。

 ケースファンは非搭載で、フロントとトップに120mmファンを3基ずつ増設できる。ラジエーターの搭載も可能で、対応サイズはフロント、トップとも360mm/240mm/120mmサイズ。他のPCパーツの対応サイズは、拡張カードが長さ450mmまで、CPUクーラーが高さ215mmまで、ATX電源が奥行き200mmまで。

機動警察パトレイバーに登場するレイバー「イングラム」風のMOD PCが展示中

 Torqueの発売にあわせて、ツクモeX.パソコン館では門馬ファビオ氏製作のMOD PCが展示中だ。製品のカラーリングは通常はブラックとレッドを基調としたものだが、展示されているMOD PCはホワイトとブラックを基調としたデザインとなっている。フロント中央には旭日章のエンブレムがあり、一見すると人気漫画「機動警察パトレイバー」に登場するレイバー「イングラム」のようにも見える。

 同店によるとしばらくの間は展示しているという事なので、興味がある人は店頭でチェックしてみるといいだろう。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]

[Amazonで購入]