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クリエイター向けの「Quadro RTX 5000」が発売、実売36万円

上位モデルより30万円以上安価

 NVIDIAのプロフェッショナル向けハイエンドGPU「Quadro RTX」を搭載したビデオカードに新モデルが登場、「Quadro RTX 5000(ENQR5000-16GER)」が発売された。販売元はエルザ ジャパンで、店頭価格は税抜き334,000円(税込360,720円)。

 販売ショップはツクモパソコン本店

レイトレーシング対応のクリエイター向けビデオカード

 Quadro RTXはTuringアーキテクチャを採用したレイトレーシング対応のデスクトップワークステーション向けのGPU。1月にCUDAコア4,608基、Tensorコア576基、RTコア72基、メモリ24GB(GDDR6、384bit)の「Quadro RTX 6000」搭載モデルが発売済み。

 今回登場したQuadro RTX 5000はその下位にあたり、CUDAコア3,072基、Tensorコア384基、RTコア48基、メモリ16GB(GDDR6、256bit)という仕様だが、Quadro RTX 6000の店頭価格が645,000円(税抜き)だったのに対し、30万円以上安価となっている。

 基本的な機能は上位モデルと変わらず、2枚のビデオカードを同時利用してパフォーマンスを向上させるNVLinkや、VRヘッドマウントディスプレイをUSB Type-Cケーブルのみで接続できるようにするVirtualLinkをサポートしている。

 そのほか主な仕様は、カードサイズが266.7×111.15×37mmで、2スロットを占有する。映像端子はDisplayPort 1.4×4、USB Type-C×1で、最大画面数は4。補助電源は8ピン×1+6ピン×1。保証期間は3年間。

3年保証
製品パッケージ

[撮影協力:ツクモパソコン本店]