GeForce RTX 2080 Tiを4枚使ったディープラーニング向けワークステーション、価格は200万円

　4枚のGeForce RTX 2080 Tiカードを搭載したディープラーニング向けワークステーション「AI System」がツクモパソコン本店IIでデモ中だ。製品版の価格は税抜き200万円前後。納期は要確認。

第9世代Core i9プロセッサや4枚のGeForce RTX 2080 Ti搭載ビデオカードを使用

　AI Systemはディープラーニング研究用として構成したハイスペックのPCで、第9世代Core i9プロセッサや4枚のGeForce RTX 2080 Ti搭載ビデオカードを使用することで高い演算性能を実現したもの。一般的なデスクトップPCと同様のタワー型筐体を採用しており、設置スペースを選ばずデスクサイドに置けるのもメリットだ。

　PCにはOSのほかCUDAやcuDNNなどの各種フレームワークがインストール済み。リカバリー用のUSBメディアも付属する。

　デモ機ではCUDAの「N-Body」を使用したパフォーマンスなどを見ることができる。ただし、来店者は操作できないとのこと。

　また、デモ機はCPUに第7世代のCore i9を使用するなど、製品版とスペックの異なる部分があるとのこと。デモ機のスペックはCPUがCore i9-7980XE、メモリが128GB（16GB×8）、ストレージがSSD 240GB＋1TB、電源容量が3,000W（1,500W×2,カスタム電源）、OSがUbuntu 18.04.1 LTS。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]