ニュース
Core i9-9900Kの選別品付きZ390マザーがGIGABYTEから、実売20万円
全コア5.1GHzで動作
2019年5月24日 10:00
「全コア5.1GHz動作可能」な選別品のIntel Core i9-9900Kが付属するGIGABYTEのZ390マザーの特別モデル「Z390 AORUS XTREME WATERFORCE 5G」が発売された。店頭価格は税込199,000円前後。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店。各ショップとも在庫はごく少量。
水冷システム搭載のZ390マザーボード
Z390 AORUS XTREME WATERFORCE 5Gは、Intel Z390チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。
2月に発売された「Z390 AORUS XTREME WATERFORCE」の特別版で、第9世代Coreプロセッサの上位モデルであるCore i9-9900K(8コア/16スレッド、ベースクロック3.6GHz、TB 2.0時(最大シングルコアクロック)は5GHz)が付属しているのが特徴だ。同社は「限定発売」「限定5Gモデル」などと謳い、限定品であることをアピールしている。
その付属するCore i9-9900Kは、オーバークロック動作が可能というもの。同社がCPUの選別と検査を行ない、全コアが5.1GHzで動作することを確認しているといい、またマザーのUEFI BIOSの既定値も5.1GHzで動作するよう設定しているという。OCの成否にはCPUの個体差やBIOSの設定内容などが影響するが、そうしたことを気にしなくていいのは大きな魅力だ。
マザーには、CPUやチップセットなどの水冷システム「AORUS All-In-One Monoblock」が搭載。冷却ヘッドには透明パネルが装備されており、水流が目視できるほか、内蔵のカラーLEDでパネル全体が光るようになっている。ポンプやリザーバー、ラジエーターなどの水冷パーツは別途用意する。対応フィッティングはG1/4インチ。
拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×2。メモリスロットはDDR4 DIMM×4。主な機能・インターフェイスはHDMI、Thunderbolt 3(USB Type-Cポート)、10GbE LAN、Gigabit LAN、11ac無線LAN、Bluetooth 5、M.2、SATA 6Gb/s、USB 3.1、7.1チャンネルサウンド。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とパソコンショップ アーク]