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Ryzen搭載の「メガドライブPC」が展示中、ぷよぷよ通のカセットにSSDを搭載

カセットは着脱可能

 メガドライブの筐体を採用した改造PCの展示がドスパラ秋葉原本店で始まっている。

 同店の店舗スタッフが製作した作品で、非売品。

メガドライブの筐体にPCパーツを組み込んだ改造PC

 この改造PCは、セガのゲーム機「メガドライブ」の筐体にPCパーツを組み込んだというもの。メインとなるマザーボードはASRockの小型PC自作キット「DeskMini A300」に搭載されているもので、これにRyzen 3 2200Gや8GBメモリを装着した上で、筐体内に収めているという。。

 ちなみに、製作には主にリューター(電動切削工具)とホットボンドを使用したとのこと。

 また、ストレージはメガドライブのカセットを改造したもので、カセット内のゲーム基板を抜き取り2.5インチSSDの基板を移植。さらに、メガドライブ本体のカセットスロット部にSATAケーブルをホットボンドで固定することで、「メガドライブのゲームを挿す感覚でストレージを装着できる」(同店)というこだわりの造りとなっている。

 搭載OSはWindows 10 Homeで、店頭デモ機では仮想化ソフト「VirtualBox」上でWindows XPが仮想OSとして動作、さらに互換モードを利用してWindows 95向けのゲームソフト「ぷよぷよ通」がプレイできる環境を構築している。

 同店ではユニークなMOD PCの一例として展示を行っているだけで、「特殊な一例のため、加工作業を伴う組み立て代行や相談は受けていない」とのこと。

Windows 10が動作。そしてVirtualBoxをインストールし、Windows XPを仮想OSとして動作。Windows 95向けのゲームソフト「ぷよぷよ通」をプレイできる環境を構築している。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]