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第3世代Ryzen対応のファンレスマザー「X570 AORUS XTREME」が発売、実売9万円以上
2019年7月12日 07:05
ファンレスのチップセットクーラーを採用したGIGABYTEのX570マザー「X570 AORUS XTREME」が発売された。店頭価格は税抜き88,300円(税込95,364円)。
販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ドスパラ秋葉原本店、オリオスペック、パソコンショップ アーク。
基板裏面の全体をカバーする大型の放熱用プレートなどを搭載
X570 AORUS XTREMEはAMD X570チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのSocket AM4マザーボード。
第3世代Ryzenに対応したゲーム向けのハイエンドマザーで、「究極の電源設計」と謳う16フェーズデジタル電源回路、Aquantia製コントローラによる10GbE LAN、ESS製DACやWIMAコンデンサなどを用いた7.1チャンネル対応オーディオ、8基までのLEDファンを制御できる外付けコントローラ「RGB FAN COMMANDER」など、多くの上位機能が搭載されている。オーディオ機能については、外付けサウンドカード並みの高音質を実現したとアピールしている。
冷却システムには「Thermal Reactive Armor」が採用。基板裏面の全体をカバーする大型の放熱用プレート「NanoCarbon Baseplate」や、従来型の3倍の放熱面積を確保したという「Fins-Array」、大型のM.2 SSD用ヒートシンクなどで構成されている。
チップセットクーラーがファンレスなのも特徴だ。これまでに店頭販売を確認しているX570マザーでは、発熱量が増えたチップセットに対応するためにファン付きクーラーが採用されていたが、X570 AORUS XTREMEではファンは非搭載。Fins-Arrayとチップセットのヒートシンクとをヒートパイプで接続し、ファン無しで安定した冷却を行なうという。
メモリスロットはDDR4 DIMM×4。拡張カードスロットはPCIe x16×3。上記以外の機能・インターフェイスはGigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.0、M.2、SATA 6Gbps、USB 3.2 Gen2 Type-A/Cなど。
[撮影協力:オリオスペックとドスパラ秋葉原本店とツクモパソコン本店とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]