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Lian Liの大型ケース「O11Dynamic XL ROG Certified」が発売、背面にリムーバブルベイを装備

カラーは2色

O11D XL ブラック

 ASUS ROG認証のLian Li製タワーケース「O11D XL(O11Dynamic XL ROG Certified)」が発売された。国内代理店はディラックで、カラーはブラック(O11 DYNAMIC XL-X ROG)とホワイト(O11 DYNAMIC XL-W ROG)の2種類。店頭価格は税抜き24,980円。

 このほか、ビデオカード垂直設置用キット「O11DXL-1」と、水冷システム設置用キット「O11D DISTRO-PLATE G1」の2つの専用オプションも販売が開始されている。店頭価格は順に税抜き8,480円、税抜き22,980円。

背面にホットスワップ対応のHDDベイを備えたPCケース

 これは、ASUSのゲーミングブランドであるROGの認証を受けたというタワー型のPCケース。

 2018年5月に発売された「O11 Dynamic」の進化版という位置付けで、ケースファンなどのパーツがより多く搭載可能になったほか、近日発売予定のオプション「エクステンションバー」を使ってEEBマザーボードを搭載できるようになった。ディラックは、ASUS製EEBマザー「ROG Dominus Extreme」に最適のPCケースとアピールしている。

O11D XL ホワイト

 フロントとサイドには厚さ4mmの強化ガラスパネルが装備。フロントにはASUS AURA Syncに対応したLEDが内蔵されている。ドイツのオーバークロッカー「Der8auer」とのコラボレーションで誕生したというチャンバー構造のケーブル収納スペースや、フロントUSB Type-Cポートなどの機能も従来通り搭載する。このほか、背面からアクセスできるホットスワップ対応のリムーバブルHDDベイを備えている点も特徴。

 寸法は幅285×高さ513×奥行き471mm。重量は13.75kg。対応マザーボードタイプはEEB(要エクステンションバー)、E-ATX、ATX、microATX。拡張カードスロットは8基。ドライブベイは2.5インチ×6、3.5インチ×4。ただし、エクステンションバーは2.5インチベイ3基分のスペースを使用するとのこと。

 搭載可能なファンの数は、フロントが120mm×3、リアが120mm×1、トップとボトムが120mm×3(または140mm×2)。ラジエーターの対応サイズはフロントが360mm、リアが120mm、トップとボトムが280mm/360mm。他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ446mmまで、CPUクーラーが高さ167mmまで、電源ユニットが奥行き210mmまで。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店オリオスペックパソコンショップ アーク

ビデオカードと水冷用のオプションパーツも同時発売

 同時発売のオプションについては、ビデオカード垂直設置用キットのO11DXL-1では、換装用の拡張スロットパネルとライザーケーブルが、水冷システム設置用キットのO11D DISTRO-PLATE G1では、ポンプとサイドパネルに装着する冷却液プレートが、それぞれセットになっている。O11D DISTRO-PLATE G1はO11 Dynamicにも対応するとのこと。

O11DXL-1(ビデオカード垂直設置用パーツキット)
O11D DISTRO-PLATE G1(ポンプ搭載の水路一体型リザーバー)
【O11Dynamic XL ROG Certified】

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館オリオスペック]