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スーパーファミコンのソフト開発基板「RAM Cartrish」が入荷

「家電のケンちゃん史上最難関」の開発ツール

RAM Cartrish

 スーパーファミコンのソフトを開発するための基板「RAM Cartrish」が家電のケンちゃんで販売中だ。

 同人サークル「Aios Dev.」の作品で、上位モデルの「8kLE」と下位の「4kLE」が入荷している。店頭価格は順に税込26,980円、税込22,800円。

スーパーファミコンの実機もしくは互換機で利用できる開発用基板

 RAM Cartrishは、スーパーファミコンの実機もしくは互換機に対応した開発用の基板。

 プログラムデータはFPGAに内蔵もしくは外部RAMからダウンロードして実行する仕組みで、RAM全域を用いた1本のプログラムの実行を想定しているという。

 なお、PCと接続するためのUSB端子は別途実装する必要があり、その際ははんだ付け作業が必要となる。

 基板には制御用のファームウェアが書き込まれておらず、作者によると「プログラムの実行に関しては、FPGA用のコンフィギュレーションファイルや付随するマイコン用のプログラムを作成する必要がある」とのこと。ベーシックなファームウェアについては「現在準備をしている」(作者)とか。

 ちなみに、販売する同店では「これまでに取り扱った同人ハードウェアの中で最難関のアイテム」としている。

 このほか、基板に装着することでメモリを拡張できる増設ボード(メモリチップは別売り)も同時に入荷している。店頭価格は税込650円~1,550円。

[取材協力:家電のケンちゃん]