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Fractal Design製Mini-ITXケース「Era ITX」の先行展示スタート、大型パーツが内蔵可能

Fractal Design「Era ITX」

 大型のビデオカードやラジエーターが内蔵可能なFractal DesignのMini-ITXケース「Era ITX」の先行展示がツクモeX.パソコン館で始まっている。

 今回入荷した展示機のカラーは「Gold」で、このほか、「Cobalt」「Silver」「Titanium」「Carbon」といったカラーも用意されている。

 同店によると発売時期や予価は未定。

上方向のエアフローでPCパーツを冷却する「チムニー設計」を採用

 Era ITXは、Mini-ITXマザーボードに対応した幅166×高さ310×奥行き325mmのタワー型PCケース。コンパクトな筐体ながら、長さ295mmまでのデュアルスロットのビデオカードや、240mmサイズまでのラジエーターといった大型のPCパーツを内蔵できるのが特徴だ。

正面
右側面

 筐体は、上方向のエアフローでPCパーツを冷却する「チムニー設計」で、冷却効率を高いレベルに維持するという。トップ、サイド、ボトムには、簡単に掃除できるというナイロン製フィルターが装備されている。

左側面
背面

 また、トップパネルにはマグネット式が、サイドパネルにはラッチ式が採用されており、工具無しで取り外せる。

上部
各パネルは磁石で固定
付属のガラスパネルに交換可能

 対応電源はSFX/SFX-L。ストレージは、3.5インチドライブ使用時は2台まで、2.5インチドライブ使用時は4台まで搭載可能。ケースファンはリア80mm×1。CPUクーラーは高さ120mmまでのものに対応する。

側面下部にもフィルターがある
フィルターは着脱式
底面

 なお、ビデオカードのスペースやストレージの数を減らすことなどで、ATX電源を内蔵できるとのこと。

パーツの組み込み構成例1
パーツの組み込み構成例2
他のMini-ITXケースとの比較

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]