ニュース

X68000風デザインのミニPC「Mini PC PB60G」が入荷、GPUが追加できるモジュール設計

ASUS「Mini PC PB60G」

 モジュール設計によりGeForce GTX 1650を追加できるASUSの小型PC「Mini PC PB60G(PB60G-B5233ZD)」の取り扱いがパソコンショップ アークで始まっている。PC本体にGPUモジュールを接続する構造で、縦置き時はX68000のツインタワー筐体を彷彿させるデザインだ。店頭価格は税込134,820円。

薄型のPC本体とグラフィックモジュールで構成、GPUはGeForce GTX 1650

 Mini PC PB60GはCore i5-9400T、DDR4メモリ8GB、PCIe SSD 256GB、SATA HDD 1TB、Windows 10 Homeを搭載した完成PC。

 横置き時の幅が175mm、奥行きが175mmという省スペースのデスクトップPC。GeForce GTX 1650を搭載した「グラフィックモジュール」が付属し、機能を強化できるのが特徴だ。

横置きの状態
着脱式のグラフィックモジュール
VESAマウント対応

 PC本体の左サイドの奥まったコネクタ部に、グラフィックモジュールの突起部分を差し込んで一体化する構造。モジュールの上にPCを積み重ねて設置するので、省スペース性は損なわれない。

 付属のスタンドを使って縦置きすることも可能。縦にすると左側がPC本体、右側がグラフィックモジュールの「ツインタワー」になり、往年のシャープ製パソコン「X68000」を思わせるルックスだ。

国内モデルのコネクタ構成

 映像端子は、PC本体がDisplayPort×2、HDMI×1、グラフィックモジュールがDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×1。全6端子を同時に使用でき、最多で6画面のマルチディスプレイを構成することができる。

 グラフィックモジュールを含むサイズは幅175×奥行き175×高さ70.2mm(横置き時)、質量は約1.59kg。筐体はメタル製。付属のVESAマウントを使ってディスプレイの裏側に設置でき、キオスク端末としても使えるとしている。

 上記以外のインターフェイスはRJ45×1(1000BASE-T)、USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.1 Gen2×3、USB 3.1 Gen1×2、USB 2.0×2、オーディオジャック×1、マイクジャック×1、アンテナ端子×1、DCジャック×1。ワイヤレス機能は11ac無線LANとBluetooth 5.0。

 付属品はACアダプタ、VESAマウント、スタンド、Wi-Fiアンテナなど。

 9/24 22:30更新 当初掲載していたグラフィックモジュールの画像が海外版だったため、国内版に差し替えました。

[取材協力:パソコンショップ アーク]