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Ryzen 5000シリーズを求めて自作PCファンがアキバに集結!10万円超えのRyzen 9 5950Xは売り切れ続出

 AMDの最新CPU「Ryzen 5000シリーズ」が、11月6日(金)19時に販売解禁となった。秋葉原のPCパーツショップでは、「世界最速のゲーミングCPU」と銘打たれたこの製品を求めて多くの自作PCファンが集結。開店直後から購入整理券を求めて行列ができるなど、盛り上がりを見せた。

 当日は、大半のショップが昼頃までに整理券を配布。ショップによっては開店前から列ができていたという。人気の中心は最上位のRyzen 9 5950X(税抜き96,800円)とRyzen 9 5900X(同64,980円)で、整理券配布中に上位2モデルが無くなった事を知ると、列を離れて別の店に向かう人も多かったようだ。

 19時の商品受け渡し時に最も賑やかだったのは、新型Ryzen看板の除幕式を行ったツクモeX.パソコン館。15時頃の時点で100名以上の人に整理券を配布した同店は、新型コロナウイルス対策として、客のグループ分けや集合時間の調整といった混雑緩和策を講じたため、以前のように店頭に数百人のファンが列を作るという事は無かったが、それでも商品受け渡し時には業界関係者を含めて多くの人が集まった。

 このほか、ツクモパソコン本店には60名ほど(整理券は100枚前後配布)、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店には40名ほど、パソコンショップ アークには50~60名ほど、ドスパラ秋葉原本店には20名ほど(開店前の整理券配布時は40名ほどの列)、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館には10名ほどの列が出来ていた。

 ちなみに、6日(金)時点でRyzen 9 5950X/5900Xは売り切れというショップがほとんど。また、Ryzen 7 5800Xも一部では売り切れている。パソコンショップ アークでは今回発売された4モデル全ての動作デモを実施中。これから購入を検討している人は店頭で確認してみるといいだろう。

 今回はトークショーやOCデモといった新CPU発売時には定番となっているイベントが行われなかった事もあり、以前のような“お祭りモード”といった感じでは無かったが、“Intel越え”の最速CPUを手に入れた自作PCファンは十分に満足したはずだ。

19時頃の様子
店頭に行列
上位2製品は売り切れ
15時頃
Ryzen看板の除幕式
新しいRyzenの看板
グループ毎に商品を渡す
お渡しカウンター
商品を受け取る人たち
19時頃の様子。店頭側の待機列
別の待機列
受け渡しの様子
ツクモ2店舗の購入特典。Ryzen 9購入者にはタンブラー、Ryzen 7/5購入者にはブランケットをプレゼント。このほか、ショッピングバッグも配布中。ちなみに、通販サイトで購入した人ももらえるようだが、7日(土)2時の時点で全モデル売り切れ
15時頃
19時頃
商品受け渡しの様子
購入特典はAMDキーキャップとロゴ入りケーブル
19時頃
商品受け渡しの様子
当日は営業時間を変更
セール品
Ryzen 9 5950X搭載PC
価格は税込579,800円
今回発売された4モデル全ての動作デモを実施中
商品受け渡しの様子
店内に行列
購入特典はシール
Ryzen 9 5900X搭載PC(受発注品)のデモ
商品受け渡しの様子。Ryzen 9 5950Xのみ抽選販売を実施

[取材協力:ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラ秋葉原本店パソコンショップ アークソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]