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任天堂の「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」が発売、フルカラー液晶を採用

ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説

 任天堂が1980年代にリリースした携帯ゲーム機シリーズ「ゲーム&ウオッチ」が再度復活、「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」が発売された。販売価格は5,480円前後。

初代ゼルダの伝説など4つのゲームが収録

 ゲーム&ウオッチは、1980年にリリースされた任天堂初の携帯型液晶ゲーム機。2020年に「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」が復刻版として限定生産されたが、今回、今年に35周年を迎えた「ゼルダの伝説」バージョンが発売された。

 1980年代にリリースされたゲーム&ウオッチはモノクロ液晶が採用されていたが、今回の製品ではフルカラー液晶が採用。ディスプレイサイズは2.36インチ。また、充電はUSB Type-Cポートからとなり、3時間の充電で約8時間のゲームプレイが可能という。

 本体には1986年にファミリーコンピュータでリリースされた「ゼルダの伝説」(日本語版と英語版)、1987年リリースの「リンクの冒険」(同左)に加え、ゲームボーイ向けとして1993年にリリースされた「ゼルダの伝説 夢をみる島」(日本語版、英語版、ドイツ語版、フランス語版)が収録。

 さらに、ゲーム&ウオッチの3タイトル目としてリリースされた「バーミン」もプレイ可能で、キャラクターがゼルダの伝説の“リンク”になっている特別版となっている。

 このほか、ゲームをプレイしないときは「初代 ゼルダの伝説」をテーマにしたデジタル時計が動作するようになっているほか、「リンクの冒険」をテーマにしたショートタイマー機能も備えている。

 本体サイズは縦67×横112×厚さ12.5mm、重量は約68g。また、パッケージの内箱は収納スタンドを備えており、本体を収納して飾ることができるようになっている。

1989年に海外で発売された上下2画面(マルチスクリーン)モデルとの比較
【ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 紹介映像(Nintendo 公式チャンネル)】

 ※11/14更新 初掲載時の内容に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。