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円安で値上がり進行中、CPU/HDD/メモリなどが3〜5%高

 最近の急激な円安で、PCパーツが一斉に値上がり傾向を見せている。今のところ極端な動きはないものの、一部では5%を超える値上がりも見られる。

 ショップでは「仕入れ価格は変わっているが、在庫分で価格変動を吸収している」「来月から仕入れ値がまた上がる」と説明しており、為替レートの状況次第ではさらに値上がりする可能性も高そうだ。

為替レートが9%近く上昇

 為替レートの急激な変動が見られたのは11月中旬から。当時は1ドル79円台だったが、その後衆議院選挙を挟んで大きく円安に変動、29日(土)現在は86円にまで下がっている。変動幅は8.8%。

 輸入品が大部分を占めるPCパーツも、これにやや遅れるかたちで店頭価格が上昇。Intel製CPUやSSD、メモリなどでは3〜5%ほど値上がりしている例が目立ってきた。

 年末商戦期のため、「最安値は横ばい」という製品も多いが、そうした製品も最安値以外はじりじりと値上がり中。ショップでは「仕入れ値は毎週のように値上がりしている」と話しており、年末商戦終了後、そうした製品の最安値もある程度値上がりしてしまう可能性も高そうだ。また、特価についても「“3TB HDDが9,980円”という特価は難しくなってきた」と話すショップが一部に見られた。

 なお、それでも為替レートを大きく超えるような値動きは見られない点には注意したい。「SSDやメモリは品薄感がある」と話すショップも一部にあるが、HDD不足で価格が2倍になったタイ洪水時とは違い、少なくとも当面は、為替レートの変動幅にそった値動きが続くものと思われる。

 CPU、HDD/SSD、メモリの相場調査については、それぞれの最安値情報を参照のこと(CPU/HDD/メモリ)。

[撮影協力:TSUKUMO eX.ZOA 秋葉原本店]