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Bluetoothのメカニカルキーボード発売、4台までペアリング可

「Cherryスイッチ」採用、USBやPS/2でも利用OK

 FILCOブランドのメカニカルキーボード「Majestouch 2」シリーズのBluetoothモデルが登場、「Majestouch 2 Convertible」が発売された。

 いわゆる「Cherry製」(現・ZF Electronics社製)のキースイッチを採用した製品で、もちろん打鍵感の良さがウリ。販売されているのはフルサイズ(テンキー付き)・かな刻印なしの「茶軸(FKBC108M/NB2)」「黒軸(FKBC108ML/NB2)」「青軸(FKBC108MC/NB2)」「赤軸(FKBC108MRL/NB2)」の全4モデル。実売価格は各13,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)

 Bluetooth接続のメカニカルキーボードは、同じFILCOのMajestouch Wirelessが販売されていたが、最近は店頭販売をみかけなかった。

Bluetooth対応のメカニカルキーボード4台までペアリング&有線でも利用可能

 Majestouch 2 ConvertibleはBluetooth 2.0+EDR対応の無線キーボード。最大で4台のPCやiPhone、iPadなどとペアリングし、Pause+F1~F4キーで接続先を切り替えて使用できる。

 電源は単3形電池2本。消費電力を節約するスリープモードを備え、約3ヶ月間使用できるとしている。

 また、有線でも使用可能。本体奥の側面にMini USBポートを備え、付属のUSBケーブルやPS/2変換アダプタを用いて有線で接続できる。有線接続時は電池は不要。

 本体サイズは幅440×奥行き138×高さ38.5mm(スタンド使用時は高さ49.5mm)、重量は1.2kg。本体裏面のDIPスイッチで、CapsLockキーと左Ctrlキーの入れ替え、Windowsキーのロックなどが行なえる。

 付属品はUSBケーブル(長さ1.5m)、PS/2変換アダプタ、単3形電池2本、交換用キー(Ctrl、CapsLock)、キー引抜き工具など。

 Bluetooth対応のキーボードは、モバイル重視の製品が多く、メカニカルキーボードなど、打鍵感を重視した製品はほとんどなかった。家庭内でタブレットを使うなど、モバイル要素が強くない環境ならば、今回のような製品を選択するのもよさそうだ。

[撮影協力:パソコンハウス東映ドスパラパーツ館]

FILCO Majestouch 2 Convertible