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自転車のホイールに光るアニメを投影「ANIPOV」が発売

 自転車のホイールに装着、残像効果で好きなイラストを浮かび上がらせるホイールLED「ANIPOV」が発売された。三月兎 魔窟(ブロックE2-[d1])などでは店頭デモも実施中だ。

 実売価格は基本となるスターターパックが18,900円、増設用LED(1個)のブースターパックが9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 販売元は(株)トランプで、開発はSuns & Moon Laboratory。設計にはBitTradeOneも参加している。

自転車のホイールに任意の画像を表示25~30km/h以上で自然な見え方に

発光の様子(右上のユニットは何も光っていない状態)

 この製品は、自転車のスポーク部分に装着、回転時の残像効果を利用して、ホイール全面にイラストを浮かび上がらせるユニット。基本セットでは2個のユニットを連動させ、最大150枚の画像を利用してアニメーションすることも可能。画像はPCとUSB接続、専用ソフトで調整する。

 LEDユニットの光源はフルカラーLEDで、片面32個、両面あわせて64個を搭載。電源は単三電池3本で、「雨天対応・浸水不可」とされている。なお、画像の方向が安定するよう、自転車のフレームに位置検出用磁石を取り付ける必要がある。対応する自転車は「MTB/シティサイクル等の26インチホイールから」。

 販売されるのは、このユニット2個と位置検出用磁石、設定ソフトがセットに成ったスターターパックと、LEDユニット1個のみを買い増せるブースターパックの2種類。基本セットのLEDユニットが2つなのは、「回転時の残像効果を利用する都合上、1つのホイールに複数つけることで自然な見え方になる」ことと、LEDユニット1個だけだとホイールのバランスが悪くなることが理由。増設用LEDを追加、3つ付けることでより自然な見え方になり、その場合は120°間隔で取り付けると良いという。

 実際の動作デモは、三月兎 魔窟(ブロックE2-[d1])で行なっているが、周囲が暗ければ、速度が落ちても全面が発光しているように見えやすい。自然な見え方になるのは、「ユニット2個なら30km/h以上、3個なら25km/h以上」(ショップ)とか。また、昼間はやはり見えにくく、「見えやすいのは夕方から」(同)だそう。

[動画] ホイールLED「ANIPOV」の動作 / 39秒 
※Youtubeで動画を視聴したい方はこちら

[撮影協力:三月兎 魔窟(ブロックE2-[d1])と三月兎2号店]

ANIPOV