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道路設備による屋外無線LANの社会実験開始、無償利用可

万世橋〜神田明神下間

アクセスポイント

 道路設備を利用して、屋外で無線LANを構築するという社会実験がアキバの一部道路で始まった。実験期間は2月18日(月)〜3月18日(月)。期間中は公衆用SSIDも設けられ、誰でも利用可能だ。

道路照明灯に無線LAN-APを設置

実験の範囲
システムの概要
設置場所の例

 この社会実験は国土交通省関東地方整備局によるもので、名称は「道路空間等における緊急時のインターネット通信環境整備」。

 国道17号の万世橋〜昌平橋〜神田明神下の区間にある道路照明灯の柱に、無線LANのアンテナやアクセスポイントを設置、ネットワークインフラを構築するという内容だ。16日(土)時点で、柱に無線LAN機器の入ったボックスが設置されているのが確認できた。

 実験の目的は2つで、「大規模災害発生時における道路管理者と点検・復旧を行う外部機関との通信手段の確保」と「通常時における一般ユーザーの通信環境の向上」とされている。

 期間中は、一般が利用可能な公衆用SSID「roadwifi」が設定(全アクセスポイント共通)。手持ちのスマートフォンなどからアクセスして、インターネットが利用できる。

 なお、公衆用SSIDのほかに道路管理者用SSIDが設定されており、通常は公衆用に多くのネットワーク容量を割り当てるが、災害時は道路管理者用に容量を多く割り当てるという。

 ちなみに、以前は秋葉原の中央通りでもNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」による公衆無線LANサービスが展開されていたが、2012年11月で終了している(プロバイダ契約が必要な「OCNホットスポット」は継続中)。