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Surface RT国内版が店頭展示、操作もOK

国内版のSurface RT(発表会の写真)

 日本マイクロソフトが15日(金)に発売する、Surface RT国内版の店頭展示や予価表示が始まった。

 展示を確認したのはヨドバシカメラ マルチメディア AKIBA。1Fのタブレットコーナーに専用エリアが設置されており、合計6台が自由に触れる状態。カバー一体型の専用キーボード「Touch Cover」もセットされているが、8日(金)時点では英語版。「Touch Coverは製品版とは異なる」旨の注意書きも書かれている。

 表示されている販売価格は「参考価格」として日本マイクロソフトから公表されているものと同じ。具体的には、32GBモデルが49,800円、64GBモデルが57,800円、32GB+タッチカバーモデルが57,800円、64GB+タッチカバーモデルが65,800円。本体のポイント還元率は1%とされている。

 純正オプションの価格表示もされており、Touch Coverのブラック、ホワイト、シアンブルーが各9,980円、Type Coverのブラックが10,980円、「HDデジタルAVアダプター」「VGAアダプター」「24W 電源アダプター」が各3,980円とされている。

 日本マイクロソフトによると、同様の展示は、ビックカメラ 有楽町店やヤマダ電機 LABI1 日本総本店池袋でも開始されているという。

直輸入の海外版に続いて登場

 Surfaceについては、アメリカなど海外ではWindows 8と同時に発売されたが、日本では未発売。秋葉原では海外版が店頭販売されており、2012年11月にWindows RT搭載モデルのSurface RTが、先週にWindows 8 Pro搭載モデルのSurface Proが、それぞれショップにより直輸入、販売されている。

 国内版については、2月下旬に国内発売の予告ともとれるティーザー広告の掲示が都内でスタート。そして、3月1日(金)に日本マイクロソフトが国内発売することを正式発表した。

 なお、「国内向けWindows RT搭載タブレット」としては、ASUSの「VivoTab RT TF600T」などが発売済み。

 今回の展示は、売り場配置上、Androidタブレットと比較しやすく、「Officeがプリインストールされている」というメリットが分かりやすい印象。店頭では「Windows RTはWindows 8とは異なる」という注意書きも書かれているが、Windows RTでは、これまでのx86用デスクトップアプリが利用できない点には注意が必要だ。

日本マイクロソフト Surface RT