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SeagateのNAS向けHDDに大容量版、4TBと3TB

NAS向け4TBは初登場

 SeagateのNAS向け3.5インチHDD「NAS HDD」シリーズの大容量版が登場、3TBモデル「ST3000VN000」と4TBモデル「ST4000VN000」が発売された。

 実売価格は3TBが16,480円、4TBが21,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

NAS向けHDDの大容量版

 NAS HDDシリーズは、1~5基のドライブベイを持つ小型NAS向けをうたった6Gbps SATA対応HDD。信頼性に関連するスペックはMTBF 100万時間、ロード/アンロードサイクル60万などとされており、同社製NAS向けHDDの従来モデル「Constellation CS」シリーズを上回る。

 NAS HDDシリーズについては、5月下旬に2TBモデルが発売済み。今回で2TB、3TB、4TBの全3モデルが出揃ったことになる。

 3TB/4TBモデルの主なスペックは、キャッシュ容量64MB、最大連続データ転送速度180MB/s、消費電力がアイドル時3.95W、動作時4.8W、待機時/省電力モード時0.5W、動作音量がアイドル時23dB、動作時25dB。

 ちなみに、NAS向けHDDとしてはWestern Digitalの「WD Red」シリーズもあるが、WD Redの最大容量モデルは3TB。NAS向けHDDで容量を重視する人は、今回のNAS HDDシリーズの4TBモデルが狙い目と言える。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

Seagate ST4000VN000