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内部が左右に仕切られた巨大キューブケースがCORSAIRから

(7/27 21:40更新)発売を確認。

 内部が左右に仕切られたCORSAIRの巨大キューブケース「Carbide Series Air 540」が発売された。

 実売価格は17,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。

CORSAIR独自の「Dual-chamber」構造を採用

左側の様子
右側の様子
前面パネルを外した状態
ラジエーターが搭載可能
サイドパネルを装着した状態
背面の様子
2.5インチSSDを搭載した様子
ドライブベイは着脱式

 Carbide Series Air 540は、E-ATXに対応するという大型のキューブタイプPCケースで、同社独自の「Dual-chamber」構造が採用されているのが特徴。

 ケース内部を左右に仕切るというユニークなレイアウトで、左側にマザーボードや3.5インチHDDなどを、右側に光学ドライブや2.5インチSSD/HDD、電源ユニットなどを配置することで熱源を分離。さらに左側には、前面と上面にメッシュパネルを配して通気性を高める「Direct Airflow Path」が用いられており、CPUやビデオカードなどを効果的に冷却できるという。

 標準搭載されているケースファンは前面140mm×2、背面140mm×1で、さらに前面120mm×3、上面140mm/120mm×2が増設可能。また、上面に最大280mmのラジエータを、前面に最大360mmのラジエータをそれぞれ搭載することもできる。

 本体サイズは幅300×高さ460×奥行き415mm。Dual-chamber構造により、各パーツの設置場所が分散したため、一般的なE-ATXケースよりも奥行きが短くなっている。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドウ×2(ホットスワップ対応)、2.5インチシャドウ×6(2基は3.5インチシャドウベイと共有)。拡張スロットは8基備える。

タワー型PCケースも同時発売

 なお、同日に、タワー型PCケースの新製品「Carbide Series 330R」も発売された。前面全体を覆う開閉カバーや吸音材などを採用して遮音性を高めているほか、前面カバーの開閉方向を左または右になるように付け替えられるのも特徴だ。実売価格は12,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 また、同日には、国内代理店のリンクスインターナショナルによる「CORSAIR Carbide Series 330R/Air 540発売イベント」がソフマップ 秋葉原 リユース総合館で開催。製品のプレゼンテーションや、CORSAIR製USBメモリなどが当たるというじゃんけん大会を行なっていた。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

CORSAIR Carbide Series Air 540