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mSATA-RAIDが組める約12cm角の小型自作キットが発売、ZOTAC製

Core i7/i5/i3の3モデル構成

(8/17 16:30更新)Core i5モデルも発売確認。

 2基のmSATA-SSDを内蔵、RAID構成でも利用できるZOTACの小型PC自作キットが発売された。CPUはIvy Bridgeベースで、Core i7/i5/i3の3モデルが選択可能。

 実売価格は、Core i7-3537U搭載モデル「ZBOXNANO-ID65」が70,000円前後、Core i5-3337U搭載モデル「ZBOXNANO-ID64」が59,000円前後、Core i3-3227U搭載モデル「ZBOXNANO-ID63」が45,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 このほか、4GBのDDR3-1600メモリと500GB HDDが標準搭載された「ZBOXNANO-ID65-PLUS」「ZBOXNANO-ID64-PLUS」「ZBOXNANO-ID63-PLUS」がラインナップされている。

mSATA-RAIDアダプタが付属する小型PC自作キット

 ZBOX nanoシリーズは、本体サイズが幅127×奥行き127×高さ45mmという超小型のPC自作キット。

 今回のモデルで特徴的なのが、mSATA SSDを2.5インチHDDサイズに変換、キットの2.5インチドライブベイに内蔵できるアダプタ「ZOTAC nanoRAID」が付属すること。アダプタにはmSATA SSDが2基まで搭載可能で、RAID 0/1構成でも使用できるという。

 なお、アダプタにRAIDコントローラは非搭載。RAID機能は「チップセットの機能を使う」(国内代理店のアスク)とされているが、アダプタのPC接続部はSATAインターフェイスが1つあるだけで、PCからどう認識されるのかは不明。

 キットとしての主なスペックは、CPUがデュアルコア/TDP 17WのIvy Bridge版Coreシリーズ、メモリスロットはDDR3 SO-DIMM×1(最大8GB)、ドライブベイは2.5インチシャドウ×1(6Gbps SATA接続)。

 主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、eSATA、USB 3.0(背面4ポート)、USB 2.0(前面2ポート)、メモリカードリーダー。

 付属品はZOTAC nanoRAID、無線LANアンテナ、VESAマウンタ、ACアダプタなど。

[撮影協力:テクノハウス東映ツクモeX.パソコン館]

ZOTAC ZBOXNANO-ID65