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Haswell Xeon向けのMini-ITXマザーが登場、ASUS製
(2013/8/17 20:14)
Haswell版Xeon向けチップセットを搭載した初のMini-ITXマザーがASUSから発売された。
製品名はP9D-Iで、チップセットはC222(C2ステッピング)。実売価格は24,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)
C222チップセットのMini-ITXマザー
P9D-Iは、C2ステッピングのIntel C222チップセットを搭載したLGA1150マザーボード。Intel C200シリーズチップセットを搭載したMini-ITXマザーの店頭販売を確認したのは初めてだ。
対応CPUはHaswell版のXeon E3-1200 v3シリーズのみ。Coreシリーズへの対応はうたわれていない。
なお、C2ステッピングのチップセットに関しては、今週、Intel Z87 Expressチップセット搭載マザーもいくつか発売されている。C2ステッピングではUSB 3.0に関する問題が修正されていると公表されているが、これまでのC1ステッピングでも特に重大な不具合は報告されておらず、軽微なものと見てよさそうだ。
スロット数はPCIe 3.0 x16×1、DDR3 DIMM×2(最大16GB、Unbuffered/ECC対応)。主な搭載機能・インターフェイスはDVI(Aspeed AST2300 32MB)、Gigabit Ethernet(2ポート)、6Gbps SATA(2ポート)、3Gbps SATA(2ポート)、RAID 0/1/5/10、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート)。
ちなみに、C200シリーズチップセットを搭載したmicroATXマザーとしては、Intel C224を搭載したSupermicroの「X10SLM-F」がある。
また、Haswell版Xeon対応のMini-ITXマザーに関しては、Z87チップセットを搭載したGIGABYTEの「GA-Z87N-WIFI」やASRockの「Z87E-ITX」などでも対応がうたわれている。C200チップセットにこだわらないのであれば、こうした製品を選択するのもよいだろう。
[撮影協力:パソコンハウス東映]