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45W・クアッドコアの省電力版Richlandが発売、最大3.5GHz

 「TDP 45W」(ショップ)という省電力版Richlandが登場、TDP45Wでクアッドコアの「A10-6700T」が発売された。ショップの告知によると「日本限定発売」とされている。

 実売価格は17,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

通常2.5GHz、最大3.5GHzの省電力版日本限定発売

 Richland版のAMD Aシリーズについては、TDP100Wと65Wの2タイプが既に登場しているが、今回のA10-6700Tではさらに低いTDP 45Wを実現。

 クロックは通常2.5GHz、ターボ時最大3.5GHzで、現時点のRichlandのラインナップで最も低いものの、AMDプラットフォームで省電力性を重視する向きにとっては要チェックの存在だろう。対応ソケットは従来同様のSocket FM2。

 4コア/キャッシュ容量4MBといったスペックや、Dual GraphicsでRadeon HD 6670/6570カードが組み合わせ可能とされている点などはA10-6700などと同様。内蔵GPUはRadeon HD 8650Dで、クロックは720MHzとされている。

 また、僚誌PC Watchの記事によると、「Radeon HD 8650Dの対応ドライバはCatalyst 13.8 Beta2のみとなっており、発売時点でもベータ版での対応になる」とのこと。

 今回確認した製品のOPNは「AD670TYHA44HL」。

 なお、AMDではこのAPUのデモを25日(日)に実施予定。デモを行うのはツクモパソコン本店(4F)で行われる「AMD×ギガバイトゲームイベント」中で、開催時間は12:00~17:00。同イベントではAPUを使った自作冊子も配布予定だ。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ドスパラ秋葉原本店BUY MORE秋葉原本店]

AMD A10-6700T