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静音なのにメカニカルなキーボードが登場、「世界で最も静かなメカニカル」

 「世界一静か」とうたう、静音志向の加Matias製メカニカルキーボード「Mini Quiet Pro(FK303QPC)」がダイヤテックから発売された。

 実売価格は13,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

「メカニカルキーボードで最静粛」

 Mini Quiet Proはメカニカルキースイッチを採用した英語配列のUSBミニキーボード。ダイヤテックが2012年10月に発売したMac向けキーボード「Quiet Pro Keyboard for Mac(FK302Q)」のテンキー部を省略し小型化、PC対応としたモデルだ。

 最大の特徴は、メカニカルキーボードながら高い静粛性を実現したという点。

 メカニカル式のスイッチを採用したキーボードでは、正確性の高いタイピングが可能な反面、メンブレン式や静電容量無接点式などに比べ、タイピング時の騒音が大きくなってしまう傾向があるが、Mini Quiet Proでは音の静かな新しいキースイッチを採用することで、正確性と静粛性を両立させたという。

 ちなみに同社は、Mini Quiet Proについて「世界で最も静かなメカニカルキーボード」とアピールしている。

 店頭で試用したところ、タイピング時の音は東プレの「Realforce 89UB」(静電容量式)より静かで、確かに静粛性は高そう。ただし、キーのクリック感は通常のメカニカル式より若干柔らかく、メカニカル式に慣れた人は物足りなさを感じるかもしれない。購入の際は、店頭などで使用感を確認したほうがよいだろう。

 本体サイズは幅337×高さ35×奥行き165mm、重量は934gで、3ポートのUSB 2.0ハブも搭載。キーピッチは19mm、キーストロークは3.5mm。アンチゴースト(Nキーロールオーバー)にも対応し、高速タイピング時の入力漏れを解消したとしている。

 USBケーブルは着脱が可能。長さ2mと1mの2種類のUSBケーブルが付属する。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]

ダイヤテック Mini Quiet Pro