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国産3Dプリンタのイベントがアキバで予定、店頭デモも開始

(9/4 19:48更新)イベント開催日が変更。サンプル写真を追加。

 オープンキューブのパーソナル3Dプリンタ「SCOOVO C170」のイベントが10月6日(日)に秋葉原UDXのイベントスペース「UDX GALLERY NEXT(NEXT-3)」(ブロックD3)で開催される。開催時間は未定。

 入場は無料だが、「会場規模などの事情で、事前に申し込みをした人が優先で入場できるようになる予定」(同社)としている。

 ※9/4 19:48 修正:「イベント開催日が9月28日(土)から10月6日(日)に変更になった」とメーカーから連絡があったため、記事内容を修正しました。

製品の紹介と操作の説明がメインのイベント

 SCOOVO C170は、国内で設計、生産を行ない、マニュアルやアフターサポートも日本語という「日本製」が売りの個人向け3Dプリンタ。

 先週、秋葉原の店頭でも受注販売が始まったが、当初はデモ機の展示などがなかったため、製品の使用感や造形のクオリティなどを事前に確認したかった人にとっては今回のイベントは有益だ。

 イベントの内容は、製品の紹介と操作の説明がメイン。会場には説明員もおり、「SCOOVOを買ったが使いこなせない」「3Dプリンタに興味はあるが、そもそも何が作れるのか」といった疑問にも答えたいという。

 ちなみに、同社代表の坂口氏は自身のブログで「イベントと言っても派手なものではなくコンパニオンもいない」「飾り気のない質素なイベントになると思うが、多くの方に少しでも3Dプリンタをご理解頂ければ」と、今回のイベントを紹介している。

 ただし、「会場規模、時間、説明員の数に限りがあるため、事前に申し込みをした人が優先で入場できるようになる予定」(同社)とのことで、同社のFacebookページで申し込みを受け付ける予定という。

 また、イベントの詳細は、ブログやFacebookページに後日掲載する予定としている。

イベントに先駆けて、店頭デモが開始

動作デモの様子
動作デモの様子
出来上がったサンプル
出来上がったサンプル
ユーティリティソフト
付属のマニュアル

 なお、先週から予約受け付けを開始しているツクモパソコン本店では、展示デモが始まっており、イベントに先駆けて実機の確認をすることが可能だ。

 デモ開始当初は、原料の樹脂がノズルの周辺で絡まってしまい、うまくプリント出来なかったが、その後、オープンキューブのスタッフがプリンタを調整し、無事にプリント出来るようになった。

 ちなみに、同社スタッフによると、「通常は簡単設定を利用すれば、問題なくプリントできる」「プリント時は室温などの影響を受けることがある」「設置環境やプリントする作品によっては、樹脂の加熱温度を変更しなければいけない場合がある」とのこと。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

オープンキューブ SCOOVO C170