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3Dプリンタの専門ショールームがアキバにオープン、5社7製品が展示

サポート拠点としても活用予定

 個人向け3Dプリンタ5社7製品を一堂に展示、様々な製品の違いを比較できる3Dプリンタの専門ショールーム「3Dプリンター・ショールーム」が9月30日(月)にオープンした。

 個人向け3Dプリンタを扱うショップは増えてきたものの、それでも展示されているのは2~3製品ほどがほとんど。このショールームでは、木製筐体のモデルから45万円のトリプルノズルモデルまで、様々な製品が展示されており、個々の製品の違いや、同じモデルを出し比べた際のサンプルなども比較できる。

 営業時間は平日が11時~12時と14時~15時、土曜日が11時~16時。それ以外はメール予約( contact@brule.co.jp )にて来館することができるとのこと。定休日は日曜日と祝日。場所は地下鉄末広町駅そばの千代田区外神田 5-1-7 森芳第二ビル1F (ブロックG3-[d1])だ。

 なお、その場での購入と持ち帰りは考慮していないが、ショールーム内のPCから同社Web通販ページで注文することができるとのこと。

「使い勝手も、出力結果も違う7製品」サポート拠点としても活用予定

比較の例
ショールーム外観

 このショールームは、個人向け3Dプリンタを幅広く手がけるBRULEが開設したもの。

 2日(水)現在、設置してあるのは、MakerBotのReplicator 2X、Cubify Cube/CubeX、Printrbot Plus、Type A Machines、Delta Micro Factory UP mini/UP Plus 2の7製品で、もちろん実際に動作可能。BRULEでは「同じデータを使っても、プリンタによって出力結果が異なるし、プリンタそのものの使い勝手もかなり異なる」と話しており、これらを実際に比較できるのが大きなメリットだ。

 スタッフに相談すれば、サンプルデータを実際に出力して、違いを体感したり、使い勝手などを質問することなども可能。また、同じデータを各プリンタで出力したサンプルも用意してあり、出力結果を比較することもできる。ただし、このサンプルは2日(水)現在、全モデル分はなく、今後、順次増やして全モデル分を用意するという。

 このほか、3Dスキャナーやモデリング用入力デバイス、CADソフトなどの品揃えも今後強化、立体視を使ってモデリングできるポインティングデバイス「Leonar3do」も近日展示する予定。

 さらにサポートの拠点としても活用していくそうで、「店頭にこれる方ならば、店頭で質問してもらっても問題ない」とのこと。まだまだ馴染みの薄い分野なだけに、こうしたサポート体制も嬉しいところだ。

展示されている3Dプリンタ
Replicator 2X
CubeX
Cube
Printrbot Plus
UP mini
UP Plus 2
Type A Machines

[撮影協力:BRULE]

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