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XPユーザー向け?移行ソフト付きWindowsが発売に

解説本も配布中

 Windows XP/Vistaユーザー向けに、データ移行ソフトをバンドルしたDSP版Windowsの数量限定パッケージが発売された。価格は通常パッケージと変わらないのでお得だ。

 なお、限定パッケージが用意されるのはWindows 8.1/8/7の3種類(いずれも全エディション)とされているが、5日(土)現在、秋葉の店頭では一部ショップでWindows 7版の販売が確認できたのみ。Windows 8やWindows 8.1は今後順次、販売されるものと思われる。

移行ソフト付きのDSP版Windows

 この限定パッケージは、DSP版Windowsの代理店である旭エレクトロニクス、岡谷エレクトロニクス、テックウインド、菱洋エレクトロの4社が共同で企画したもの。販売数に限りがあり、なくなり次第終了するという。

 パッケージには、AOSテクノロジーズのデータ移行ソフト「ファイナルパソコンデータ引越し9plus」のダウンロードクーポンが同梱。Windows XP/Vistaユーザーも、このパッケージを利用することで、新しいWindowsのインストールと新環境へのデータ移行が一度に行なえる。

 特に、Windows XPについては2014年4月9日(水)に延長サポートが終了し、それ以降は更新プログラムなどのサポートが受けられなくなるため、セキュリティリスクが高まる。Windows XPユーザーは、今回のようなパッケージを利用して今のうちに新しい環境に移行するのがよいだろう。

 ただし、このソフトが使えるのは、環境が新旧2台のPCに分かれている場合のみ。移行時には新PCと旧PCとをクロスLANケーブルで接続する必要があり、ケーブルは別途用意しなければならない。

 また、移行できるのはOfficeのデータファイルやメール環境、IEの「お気に入り」、Windows環境(壁紙、デスクトップ、ユーザーアカウント)などで、アプリケーションそのものやハードに依存する設定内容など、移行されないものもあるので要注意。なお、AOSテクノロジーズではアプリケーションなども移行できる「ファイナルパソコン引越し9plus」や「ファイナルパソコン引越し11plus」もラインナップしている。

 また、限定パッケージの発売と同時に、一部ショップで無料小冊子「できるWindows XPからの乗り換え」の配布が始まっている。

 冊子は「ファイナルパソコンデータ引越し9plus」に対応したもので、ソフトで移行できるデータの詳細や、移行時の注意点などが紹介。Windows 8/7の導入によるメリットなどについても触れられている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店ソフマップ 秋葉原 リユース総合館ドスパラ秋葉原本店ツクモeX.パソコン館]

日本マイクロソフト Windows 8