12Gbps SAS対応のRAIDカードがLSIから初登場、約8.8万円

　12Gbps SASに対応したRAIDカードが初登場、LSIの「MegaRAID SAS 9361-8i Kit」が発売された。実売価格は87,800～93,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

キャッシュメモリに動作クロック1,866MHz/容量1GBのDDR3メモリを搭載

　12Gbps SAS対応の製品は、SSDやケーブル、RAID機能の無いインターフェイスカードはすでに発売されているが、RAIDカードの販売を確認したのは今回が初めて。

　今回登場したMegaRAID SAS 9361-8i Kitは、デュアルコア仕様の「LSISAS3108」コントローラーや、動作クロック1,866MHz、容量1GBのDDR3キャッシュメモリを搭載した内部8ポートタイプのRAIDカード。接続インターフェイスはPCI Express 3.0 x8で、対応するRAIDレベルはRAID 0/1/5/6/10/50/60。搭載コネクタはMini SAS HD（SFF-8643）×2で、LowProfileスロットに対応する。

　主な付属品は、LowProfileブラケット、Mini SAS HD to SATA fanoutケーブル×2、クイックインストールガイド。

　ちなみに、MegaRAID SAS 93xxシリーズは、今回発売された内部8ポート/ケーブル付きモデルのほかに、内部8ポート/ケーブル別売りモデルや、内部4ポートモデル「MegaRAID SAS 9361-4i」（ケーブルの有無で2モデル）、「LSISAS3008」コントローラーを搭載したエントリーモデル「MegaRAID SAS 9341」シリーズ（内部4ポートまたは8ポート）が用意されている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とオリオスペック]