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重量1.1kg超で大型ダクト付きのCPUクーラーが登場、実売1.4万円
(2013/12/12 21:04)
(12/13 21:35更新)「初回特典のダクトは店頭販売分のみ」であることが判明したため追記。
重量1.1kg超というThermalrightのファンレスCPUクーラー「HR-22」が発売された。ケースファンのエアフローを利用するための大型ダクトも付属している。
実売価格は13,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
冷却ヘッドはフィンの中心ではなく片側寄りに配置
HR-22は本体サイズが幅120×高さ159×奥行き150mmという巨大なCPUクーラー。重量は1,120g。
基本的に、PCケースのファンなどと併用してCPUを冷却することを目的としており、製品にはケースファンのエアを導くための大型ダクト(12cmファン用)が同梱されている。
ただ、本体が非常に大きいため、PCケースのレイアウトによっては、ダクトを使わなくてもファンに密着した状態で設置できるかもしれない。一方で、他のパーツなどと干渉しないよう、組み込む際は注意が必要だ。
なお、付属のクリップを用いることで、別途用意した140mmファンを装着することもできる。対応ファンは、同社製の「TY-140」とされている。
フィン部は、縦方向のフィンを直線状ではなく放射状に配置するという空力重視の設計。同社は、この設計によりファン装着時の冷却性能が5~10%向上するとしている。
また、冷却ヘッドは、フィンの中心ではなく片側寄りに配置されている。同社によれば、このレイアウトにより、ATX/microATXマザーボードにおいて1番目のPCIeスロットとメモリスロットとの干渉が防げるという。
対応CPUソケットはLGA2011/1366/1156/1155/1150、Socket FM2/FM1/AM3/AM2+/AM2。付属品はファン取り付け用クリップ、バックプレート、グリスなど。なお、店頭販売向けの初回出荷分には、特典として14cmファン用の大型ダクトも付属している。