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SSDのThunderbolt接続版が初登場、外付けポータブルタイプ

「USB 3.0より高速」「世界最小」

 接続インターフェイスにThunderboltを採用した、ポータブルタイプの外付けSSD「T11」がSilicon Powerから発売された。

 2.5インチSSDよりも小さいことも特徴で、同社は「世界で最小・最軽量」と謳っている。実売価格は29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

「USB 3.0よりも高速」な外付けSSD

 T11は、外部インターフェースとしてThunderboltを採用したコンパクトなポータブルSSD。主なウリはThunderbolt(最大10Gbps)を採用することでUSB 3.0(最大5Gbps)よりも高速なことと、2.5インチSSDよりも小さいこと。

 速度については、プロモーション用の動画でリード381MB/s、ライト344.1MB/s、というベンチマーク結果が公開されているほか、公称値として「リード380MB、ライト340MB」という表記がある。

 本体サイズは74×62×15mmで、2.5インチドライブを内蔵したポータブルHDDなどに比べて小型で、重量も65gと軽量。同社は「世界で最小・最軽量の外付タイプのポータブルSSD」と謳っている。

 筐体はアルミ製のファンレスタイプ。SSDもスピンドルモーターを持たないため、“駆動部ゼロ”となっている。なお、表面上、耐衝撃の機構は特に見られないが、同社は「駆動部のないSSDは衝撃にも強いため、気を使う必要がない」としている。

 なお、Thunderbolt接続の機器はMacのみに対応したものが多いが、T11はWindowsにも対応。対応OSは、パッケージの表示ではWindows 8/7、Mac OS X 10.6.6以上となっている。なお、Webサイトの製品情報ではWindows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.3以上、Linux 2.6以上とされている。

 電源はバスパワーで供給される。付属品はThunderboltケーブルなど。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]