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KabiniコアのA4-5000を搭載した小型PC自作キットが発売

 AMDのローエンドAPU「Kabini」を搭載したコンパクトなPC自作キットが登場、ZOTACの「ZBOX nano AQ01」が発売された。搭載APUはクアッドコアのA4-5000。

 実売価格は34,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Kabini搭載の小型PC自作キット

 ZBOX nano AQ01は、開発コード名「Kabini」ことローエンドAPUのA4-5000を搭載したPC自作キット。

 本体サイズが幅127×奥行き127×高さ45mmという小型筐体を採用した「ZBOX nano」シリーズの新モデルで、同シリーズからはこれまでにデュアルコアのCore i7搭載モデルも登場しているが、クアッドコアモデルは今回が初となる。

 A4-5000は、Kabiniのラインナップでは現時点で上位から2番目のモデルで、主なスペックはクロック1.5GHz、キャッシュ容量2MB、TDP 15W。内蔵GPUはRadeon HD 8330(GPUクロック500MHz)。

 ちなみに、最上位モデルのA6-5200(クロック2GHz、TDP 25W)を搭載した製品については、8月にECSのMini-ITXマザー「KBN-I/5200」が発売されている。

 ZBOX nano AQ01の主な搭載機能・インターフェイスは、DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11ac/n/g/b/a)、Bluetooth 4.0、USB 3.0(背面2ポート)、USB 2.0(前面2ポート、背面3ポート)、メモリカードリーダー。

 メモリスロット数はSO-DIMM×1(DDR3-1600、最大8GB)。ドライブベイは2.5インチHDD/SSDベイ1基を備える(6Gbps SATA接続)。

 付属品は無線LANアンテナ、VESAマウンタ、ACアダプタ、ドライバDVDなど。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

ZOTAC ZBOX nano AQ01