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複合素材の冷却ファンが発売、ラバー+樹脂のフィン

 プラスチックとラバーを組み合わせた羽根を用いた冷却ファンが登場、Aerocoolの「DS(Dead Silence)」が発売された。ファンサイズは120mmと140mmの2種類、カラーはブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4種類(計8種類)。実売価格は120mmモデルが1,980円、140mmモデルが2,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

「風のノイズを吸収する」という2層構造の羽根を採用

 この製品は、羽根に2種類の素材を用いたというユニークなファン。羽根はプラスチックとラバーによる2層構造で、同社によればこうした構造のファンは世界初という。

 同社はこの羽根について「風のノイズを吸収する」とアピール。羽根の裏面(ラバー面)は、複数の円形の突起物が並ぶ「Fish Eye」と呼ばれる構造で、これにより乱気流を最小限に抑えるという。また、羽根の角度を最適化することで、エアフローとノイズの「完璧なバランス」を実現したとしている。

 このほか、フレームの四隅にあるネジ穴にも防振性を持つというラバーを使用。固定用の金属製ネジのほか、ラバー製リベットも付属している。

 なお、動作電圧は12Vだが、低電圧の3Vでも始動が可能とうたわれている。

 ファン回転数/ノイズレベルは120mmモデルが1,200rpm/15.8dB、140mmモデルが1,000rpm/14.2dB。本体の厚さは両モデル25mm。電源端子は3ピン。

 付属品は3ピン-4ピン電源変換アダプタ、低回転用電源ケーブル(12V→7V)、金属製ネジ(4個)、ラバー製リベット(4個)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店パソコンショップ アーク]

AeroCool Dead Silence