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スリムタイプなのに大型ビデオカードが搭載できるMini-ITXケースが登場

SilverStone製

(1/24 16:53更新)販売を確認。
SST-RVZ01B

 厚さ約100mmのスリムなデザインながら、約330mmまでのビデオカードが内蔵可能というSilverStoneのMini-DTX/ITXケース「RVZ01(SST-RVZ01B)」が発売された。実売価格は12,980~13,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。

拡張カードの接続は付属のライザーカードを使用、電源はSFXタイプが搭載可能

ケース内部
拡張カードの接続はライザーカードを使用
ドライブベイ一体型のビデオカードブラケット
背面の様子
PCパーツを組み込んだ状態
底面の様子
側面の様子
フィルターは着脱式

 RVZ01は、同社製PCケース「RAVEN」シリーズの新モデル。本体サイズが幅382×高さ105×奥行き350mm(横置き時)というスリムなデザインでありながら、大型ビデオカードが内蔵できるのが特徴だ。

 対応カードは、長さが13インチ(330.2mm)まで、幅が5.88インチ(149.4mm)まで、2スロットタイプまでのもの。拡張スロットの向きを変えるライザーカードと、ビデオカードをサポートするブラケットを用いることで、カードをマザーボードと平行に内蔵できるようにしている。

 このほか、ケースの内圧を外部より高く保つことでホコリなどの侵入を防ぐ「正圧設計」う謳う点も特徴。ケースファンは上面と底面に120mmサイズ(1,500rpm、18dB)を各1基装備し、吸気口にはフィルターも備えているという。なお、底面には120mmファンを1基増設できる。

 ただし、ビデオカードブラケットには、スロットイン式の薄型光学ドライブベイと2.5インチシャドウベイ(2基)が一体化しており、ビデオカードを着脱する際は、これらのドライブも一旦取り外す必要がある。

 また、水冷システムへの対応も謳われているが、マニュアルでは推奨する冷却ヘッドの形状やラジエーターの厚さなど様々なポイントが挙げられているので、導入を検討している人は事前に目を通しておいたほうが良さそう。マニュアルは同社Webサイトで公開されている。

 ドライブベイ数は、薄型光学ドライブ×1(スロットイン式のみ対応)、3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×3。CPUクーラーは高さ83mmまでのものが内蔵可能とされている。対応電源はSFXタイプ。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ソフマップ 秋葉原 本館]

SilverStone SST-RVZ01B