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ゲームをプレイして観戦もする「e-sports専用施設」が秋葉原にオープン

「最高級のゲーム環境」にステージ、カフェも併設

 「最高級のPCゲーム環境」と観戦向けのカフェ、そして実況席やステージも併設したe-sports専用施設「e-sports SQUARE AKIHABARA」が25日(土)にオープンした。

 こだわった設備やスタイリッシュな内装が特徴で、ふらりと訪れてゲームをするような使い方はもちろん、プレイヤー同士のオフ会や企業との意見交換、そしてもちろんゲーム大会など、「e-sportsで世界を目指そう!」を合言葉にe-sportsに関する様々なサポートをしていくという。

 場所は、まんだらけ コンプレックスの角に近くで、住所は外神田3-2-12 Box'R AKIBAビル2F。営業時間は11:00~24:00。

こだわりのPCと観戦環境を用意「e-sportsで世界を目指そう!」

入口
ステージ
店内図
9面マルチディスプレイ
カフェもある
用意されているPC
実況席
目標はe-sportsの社会人リーグ

 e-sportsとは、コンピューターゲームにおけるスコアやテクニックなどを競う“エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)”の略称。FPSやRTS、格闘ゲームなどが競技対象になることが多く、海外ではプロスポーツ同様に競技大会が多数実施。様々な大会で賞金を稼ぐプロゲーマーも存在する。

 今回の店舗は、「国内初の専用施設」(運営する三光パートナーズ)として、昨年末まで千葉県市川市で営業していた「e-sports SQUARE」を移転オープンしたもの。

 店内は「ゲーミングエリア」と「カフェ&バーエリア」に分かれており、ゲーミングエリアには、巨大な9面マルチディスプレイや競技用ステージ、実況席、レンタル可能なゲーミングPCなどを配置。カフェ&バーエリアはコミュニケーションを旨としており、e-sportsの観戦をしながら、軽食やカフェ、アルコール類が楽しめる。

 用意されたゲーミングPCもゲーム向けとしてこだわったもの。マウスやキーボードはROCCATのゲーミングモデルで、液晶ディスプレイもEIZO製ゲーミングモデル(一部は240Hz対応品)。PC本体は、マウスコンピューターのゲーミングモデル「G-Tune」で、Core i7-4770やGeForce GTX 770、8GBメモリなどを備えたもの(「採用記念モデル」としてマウスコンピューターから発売中)。

 ゲームとしては、World of TanksやLeague of Legends、StarcraftII、鉄拳タッグトーナメント2、Hearthstone: Heroes of Warcraft、SPECIAL FORCE 2、そしてPlayStation 3のFIFA 14 ワールドクラスサッカーなどを取り扱っている。

 利用料金は、1時間400円~で、時間によってはフードまたはドリンクの1オーダーで2時間無料になるサービスもあり。飲食メニューとしては380円のドリンク類や、980~1,000円ほどのパスタ類やカレー、アルコール類などがある。また、1~7人で利用する場合は座席予約もできるほか、貸切でも利用可能(要相談)。

 なお、同店では、月内から早速イベントを行う予定。具体的には「ウイニングイレブン2014」のオフライン大会「第1回HORI CUP」が25日に行われたほか、「World of Tanks」のオフラインイベント「WoT基地祭 meets ふ~ど」が26日に、「WoT総合火力演習第8回」が31日に予定されている。

 ちなみに同じビルの地下には「秋葉原最大級」をうたうライブスペース「TwinBoxAKIHABARA」もあり、ビル前にライブ来場者が集まる光景もよくみられる。スタイリッシュなイベントをテーマにした施設が集まっている、ともいえるわけで、ちょっとした文化の発信地にもなりそうだ。