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なんでも5Vにする変換アダプタが登場、スマホ充電や小型基板への電力供給用

DC 7V~30Vを変換

 DC 7~30Vの様々な電源を5V/2,000mA出力に変換できるというASKTech製アダプタ「NT-CA」シリーズが発売された。

 入力・出力端子の形状が異なる5モデル(CA-BU-A、CA-DU-B、CA-DC-C、CA-CC-D、CA-CU-E)が用意されており、実売価格は各2,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

DC 7V~30Vを5V/2,000mAに変換

入力コネクタの例
出力コネクタの例

 NT-CAシリーズは、入力したDC 7~30Vの電源を変換し、5V/2000mAhで出力できるという電源変換アダプタ。製品パッケージにはスマートフォンの充電やカメラ、ポータブルデバイス、ARM搭載基板への電力供給といった利用方法が記載されている。

 例えば、「CA-BU-A」モデルでは、入力端子としてXT-60、出力端子としてUSB標準A(2基)を備えており、いわゆるラジコンヘリなどで使われているバッテリーを用いて、タブレットや携帯ゲーム機などの充電が行なえる。

 また、「CA-DU-B」モデルはDC 2.5mm入力端子を備えており、DC 5V超のACアダプタでもUSB機器の充電に使えるようになる。

 端子の形状はモデル毎に異なるが、シリーズとしては、入力はXT-60、DC 2.5mm、ケーブル(端子なし)の3種類を、出力はUSB標準A、ケーブル(端子なし)の2種類をそれぞれサポートしている。

 ケーブルは本体に直付けされている。コネクタなどが付いていない状態だが、端の被覆の一部分が取り除かれており、クランプなどが接続できる。

 また、本体底面には、壁面などへの固定に使えるというスライド式のホルダーが用意されている。

 電源仕様は、入力がDC 7~30V(ピーク36V)・最大2A、出力がDC 5.15V±0.1V・最大2A(DC 8V以上入力時)。

 なお、CA-BU-A以外のモデルについては、内部のスイッチで出力をDC 12.3V±0.1V、最大1A(DC 15V以上入力時)に変更できるとされている。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

ASKTech NT-CA