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キーを押したら広がる波紋……、キー発光で「動き」が作れるゲーミングキーボードが登場

キー1個単位で発光制御OK、コントローラはCortex×2

 キー1個単位で発光を制御し、波紋が広がるような発光パターンも可能というROCCATのゲーミングキーボード「Ryos MK Pro」が発売された。

 実売価格は22,180円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)

キー1個単位で発光を制御、「波紋」やウェーブも開発キットもアリ

Youtubeの動画より
打鍵キーから波紋が広がるような設定も可能

 Ryos MK ProはCherry MXキースイッチを採用したUSB接続キーボードで、キー1個単位で発光が制御できるという「Per-key Illumination」機能が搭載されているのが特徴。

 具体的には、例えばFPSでの移動に使用するW/A/S/Dキーだけを点灯させたり、キーボード全体にウェーブを描くように点灯させたりすることが可能で、Webサイトの動画では、1つのキーを押すとそこから波紋が広がるように周囲のキーが点灯していくというユニークなパターンも紹介されている。さらに、この機能向けのソフトウェア開発キットも用意しているという。

 また、処理用として32bitのCortexプロセッサを2個搭載するという点も特徴で、同社は「強力なプロセッサにより高度な機能を実現しつつ、僅かなキーボードパフォーマンスも犠牲にしない」などとアピール。マクロなどの設定を記録するための2MBフラッシュも搭載されている。

 このほか、多数のキー割り当てを実現する「Easy-Shift[+]」や、他の同社製デバイスとの連携が可能な「ROCCAT Talk」、Nキーロールオーバーによるアンチゴースト機能、ヘッドセットやマウスが接続可能なメディアハブ機能なども搭載。メディアハブ向けのインターフェイスとしては、2基のUSB 2.0ポートとサウンド入出力(パススルー用)が用意されている。

 ラインナップは、採用キースイッチが異なるいわゆる青軸、黒軸、茶軸、赤軸モデルの4タイプ。レイアウトは日本語のほか英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語など多数が用意されている。

 本体サイズは縦234×横508mm。USBケーブル長は1.8m。

【Ryos MK Proのデモ動画(1)】
「波紋」は57秒あたりから
【Ryos MK Proのデモ動画(2)】

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]

ROCCAT Ryos MK Pro