薄型のThin Mini-ITXマザーにH81搭載モデルが登場、ASUS製

　薄型のThin Mini-ITXマザーボードの新製品が登場、H81チップセットを搭載したASUSの「H81T」が発売された。実売価格は9,980円。ACアダプタ電源は別売り（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

I/OシールドはThin Mini-ITXサイズと標準サイズの2種類が付属

　H81Tは、小型・薄型システム向けのフォームファクタであるThin Mini-ITXに対応したLGA1150マザー。

　同社のThin Mini-ITXマザーとしては、昨年11月に登場したQ87チップセットモデル「Q87T/CSM」（並行輸入品、当時の実売価格は19,800円）もあるが、今回のH81Tはそれより安価なのが魅力だ。

　ただし、Q87T/CSMはPCIe x4スロットを1基備えていたが、H81Tには拡張カードスロットはなし。6Gbps SATAポートの数も、Q87T/CSMは4基だったが、H81Tは1基と少ないので要注意だ。

　スロット数はMini PCIe×1（ハーフサイズ）、DDR3 SO-DIMM×2（最大16GB）。主な搭載機能はHDMI、DVI、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA（1ポート）、3Gbps SATA（1ポート）、6Gbps mSATA（フルサイズ）、USB 3.0（I/Oパネル部2ポート）、8チャンネルサウンド。

　I/OシールドはThin Mini-ITXサイズと標準サイズの2種類が付属している。

　なお、対応ACアダプタの仕様については、製品マニュアルでは「電圧19V」「プラグサイズ外径7.4mm 内径5.1mm」とされている。また、テクノハウス東映では「従来のThin Mini-ITXマザー向けのACアダプタが使用できるはず」と説明している。

[撮影協力:テクノハウス東映とツクモパソコン本店とパソコンハウス東映とBUY MORE秋葉原本店とパソコンショップ アーク]