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Win7標準対応のBay Trail-Dマザーが登場、ASRock製

電圧1.5VのSO-DIMMが利用可能

 Windows 7 32bit/64bitに標準対応するファンレスBay Trail-Dマザーが登場、ASRockの「D1800B-ITX」が発売された。店頭価格(税抜き)は9,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

電圧1.5VのSO-DIMMが利用可能なBay Trail-Dマザーボード

 D1800B-ITXは、Bay Trail-DことデュアルコアCPUのCeleron J1800を搭載したMini-ITXマザーで、標準でWindows 7に対応するのが特徴。Bay Trail-Dマザーは対応OSがWindows 8.1/8のみとされている製品が大半で、初めからWindows 7への対応が謳われているものは珍しい。

 ちなみに、従来の製品でも、BIOSやドライバのアップデートによりWindows 7に対応するものもあるので、ユーザーはメーカーのWebサイトなどをチェックしてみるとよいだろう。

 また、メモリについても標準電圧タイプ(1.5V)に対応。「低電圧タイプにしか対応しない他のマザーより高いメモリ互換性を提供する」(同社)とメリットをアピールしている。

 スロット数はPCIe x1×1、DDR3 SO-DIMM×2(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、VGA、Gigabit Ethernet、3Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部1ポート)、USB 2.0(I/Oパネル部3ポート、ピンヘッダ2ポート)、5.1チャンネルサウンド。

 また、独自機構として、過電流・雷・静電気からコンポーネントを保護するという「Full Spike Protection」や、防湿性を持つという「High Density Glass Fabric PCB」も採用されている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークツクモパソコン本店]

ASRock D1800B-ITX