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ノートパソコンも充電できる小型モバイルバッテリーが発売

重量262g、メーカー独自の「eUSB」ポート搭載

 ノートPCも充電できるという高電圧出力対応のモバイルバッテリー「eUSB sofun4jp(PH40JP)」がテックから発売された。メーカーは中国Romoss(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

容量10,400mAh(電圧3.7V)で、最大20V出力に対応

 eUSB sofun4jpは容量が10,400mAh(電圧3.7V)のバッテリー。本体サイズが138×62×21.5mm、重量が262gのコンパクトタイプながら、USB機器だけでなくノートPCへの給電も可能というのが特徴だ。

 本体には、通常のUSBポートより高い電圧での出力が可能なRomoss独自の「eUSB」ポートが搭載。ポートの形状は標準Aタイプで、普通のUSBケーブルを接続した場合は5V出力だが、付属のeUSBケーブルを接続すると最大20Vで出力でき、ノートPCのバッテリーの充電も可能になるという。

 eUSBケーブルは18~20V用と15~16V用の2種類が付属。出力電圧は接続したケーブルにより自動で切り替わるという。ノートPC側のDC変換コネクタは、国内メーカーにも対応した6種類が付属する。

 なお、テックは「充電量の目安」として、アップルの「MacBook Air (11-inch, Mid 2011)」は約69%、ソニーの「VGN-G1」シリーズは約57%、それぞれ充電可能としている。

 ただし、消費電力が45W以上の機器には使用できないとされているので注意が必要。

 最大出力は、eUSB出力時が20V/2.37A、USB出力時が5V/2.1A。本体のバッテリーへの充電はMicro USBポート経由で行なう。充電時間は約6.5時間(5V/2.1A入力時)。本体には、電池残量が分かるインジケーターや、暗闇などで使えるLEDライトも装備されている。

 付属品はeUSBケーブル(2種類)、DC変換コネクタ(6種類)、Micro USBケーブルなど。

[撮影協力:テクノハウス東映パソコンハウス東映]