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ACアダプタ対応のBayTrail-D搭載Mini-ITXマザーが発売、ASRock製

 Bay Trail-D搭載Mini-ITXマザーのACアダプタ対応モデルが登場、ASRockの「Q1900DC-ITX」が発売された。店頭価格は税込14,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ACアダプタは別売り。

Celeron J1900搭載のファンレスMini-ITXマザーボード

 Q1900DC-ITXは、Bay Trail-DことクアッドコアSoCのCeleron J1900(クロック2GHz)を搭載したファンレスのMini-ITXマザーボード。

 今月上旬に登場した「Q1900-ITX」のACアダプタ対応モデルで、I/Oパネル部にDCジャックが装備されており、ACアダプタを電源として使用できる。

 ACアダプタはユーザーが別途用意する。マニュアルによれば、対応するACアダプタは電圧が9~19Vで、DCプラグが内径2.5mm/外径5.5mm/内側プラスのものとされている。

 ただし、マザーにはPCIe x1スロットが1基装備されているが、ビデオカードは使用できないとのこと。また、HDDやメモリの搭載数により必要なACアダプタの容量が異なる点にも注意が必要だ。

 対応ACアダプタの詳細な仕様は、Webサイトで公開されているPDF版マニュアル(8ページ目)にも掲載されているので、事前に目を通しておいたほうがよいだろう。

 主要スペックはQ1900-ITXとほぼ同様。スロット数はPCIe x1×1、Mini PCIe×1、DDR3/DDR3L SO-DIMM×2(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、DVI-D、VGA、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA(2ポート)、3Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート、ピンヘッダ2ポート)、PS/2(2ポート)、7.1チャンネルサウンド。

 なお、Q1900DC-ITXでは、基板上にSATA電源コネクタが2基装備されているほか、クラウドサービス「Orbweb.ME Professional」の使用権が付属するなどの差異もある。

 また、Q1900-ITXはI/Oパネル部にS/PDIF出力(光角型)が装備されていたが、Q1900DC-ITXでは省略されている(基板上にS/PDIF出力ピンヘッダが搭載)。

[撮影協力:パソコンハウス東映テクノハウス東映]

ASRock Q1900DC-ITX