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ACアダプタ対応のBayTrail-D搭載Mini-ITXマザーが発売、ASRock製
(2014/5/23 22:05)
Bay Trail-D搭載Mini-ITXマザーのACアダプタ対応モデルが登場、ASRockの「Q1900DC-ITX」が発売された。店頭価格は税込14,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ACアダプタは別売り。
Celeron J1900搭載のファンレスMini-ITXマザーボード
Q1900DC-ITXは、Bay Trail-DことクアッドコアSoCのCeleron J1900(クロック2GHz)を搭載したファンレスのMini-ITXマザーボード。
今月上旬に登場した「Q1900-ITX」のACアダプタ対応モデルで、I/Oパネル部にDCジャックが装備されており、ACアダプタを電源として使用できる。
ACアダプタはユーザーが別途用意する。マニュアルによれば、対応するACアダプタは電圧が9~19Vで、DCプラグが内径2.5mm/外径5.5mm/内側プラスのものとされている。
ただし、マザーにはPCIe x1スロットが1基装備されているが、ビデオカードは使用できないとのこと。また、HDDやメモリの搭載数により必要なACアダプタの容量が異なる点にも注意が必要だ。
対応ACアダプタの詳細な仕様は、Webサイトで公開されているPDF版マニュアル(8ページ目)にも掲載されているので、事前に目を通しておいたほうがよいだろう。
主要スペックはQ1900-ITXとほぼ同様。スロット数はPCIe x1×1、Mini PCIe×1、DDR3/DDR3L SO-DIMM×2(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、DVI-D、VGA、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA(2ポート)、3Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート、ピンヘッダ2ポート)、PS/2(2ポート)、7.1チャンネルサウンド。
なお、Q1900DC-ITXでは、基板上にSATA電源コネクタが2基装備されているほか、クラウドサービス「Orbweb.ME Professional」の使用権が付属するなどの差異もある。
また、Q1900-ITXはI/Oパネル部にS/PDIF出力(光角型)が装備されていたが、Q1900DC-ITXでは省略されている(基板上にS/PDIF出力ピンヘッダが搭載)。