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Phanteks製タワーケースに廉価モデルが登場、従来より2万円ほど安価

マニア向けに人気の「Enthoo Primo」の小型版

 マニア向けとして人気を集めたPhanteks製フルタワーケースの廉価モデルが登場、「Enthoo Pro」が国内代理店のアイティーシーから発売された。モデルは、サイドパネルの窓や電源カバーを搭載する「PH-ES614P」と、非搭載の「PH-ES614PC」の2種類。電源は非搭載。店頭価格(税抜き)は前者が13,800円、後者が12,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

マニア向けに人気の「Enthoo Primo」の小型モデル

 Enthoo Proは、本体サイズが幅235×高さ535×奥行き550mmのタワー型PCケース。2013年11月に登場した「Enthoo Primo」の小型・廉価モデルで、電源ベイが2基→1基と減少、ドライブベイや搭載可能なケースファン・水冷ラジエーターの数も減っているものの、価格が2万円ほど安いのはなかなか魅力的だ。

 Enthoo Primoとの比較で収納力が下がったとは言え、120mmファン搭載ラジエーターの場合でフロント(長さ最大240mm)、トップ(最大360mm)、リア(120mm)、ボトム(最大240mm)に各1基、計4基が装着できるなど、PCケースとしての収納力は高い部類。

 Enthoo Primoと同様に、E-ATXマザーやSSI-EEBマザーにも対応するほか、装着したケースファンをコントロールできる「PWM hub」も搭載されている。

 ドライブベイ数は5インチ×3、3.5インチ/2.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×1。標準搭載のケースファンはフロント200mm×1、リア140mm×1で、トップ/ボトム/HDD部にも増設が可能。

 また、ビデオカードは長さ347mmまでのものが収納可能。HDDケージを取り外すことで、472mmまで対応するとされている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

Phanteks Enthoo Pro