小型でパワフル、Iris Pro搭載のBRIX ProにCore i5モデルが追加

　HD Graphics 4000/5000シリーズを大きく上回るグラフィックス性能をもつIris Proを搭載したGIGABYTEの小型PC自作キット「BRIX Pro」のCore i5モデルが登場、「GB-BXi5-4570R」が発売された。販売されているのはブラックカラーで、店頭価格（税抜き）は64,500円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

CPUはCore i5-4570Rを搭載、GPUクロックは上位モデルよりもやや低め

　GB-BXi5-4570Rは、サイズが62×111.4×114.4mmのコンパクトな筐体に、Haswell内蔵GPUの最上位であるIris Proを搭載したPC自作キット。

　3月に登場したCore i7-4770R搭載の「GB-BXi7-4770R」の下位モデルで、下位グレードのCPUであるCore i5-4570Rが搭載されている。なお、内蔵GPUのブランドはCore i7-4770Rと同じIris Pro Graphics 5200だが、GPUクロックは1.3GHz→1.15GHzと下がっている。

　搭載CPU以外のスペックはGB-BXi7-4770Rと同じ。メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×2（最大16GB、1.35V対応）。ストレージは、2.5インチHDD/SSD（6Gbps SATA接続）とmSATA SSDが搭載可能。ハーフサイズのMini PCIeスロットも備え、標準で無線LAN/Bluetoothモジュールが装着されている。

　主な搭載機能・インターフェイスはMini DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、Bluetooth 4.0、USB 3.0（前面/背面各2ポート）、ヘッドフォンジャック（S/PDIFサポート）。

　付属品はVESAマウントブラケット、ACアダプタ、電源ケーブル、ドライバディスクなど。

　ちなみに、Core i5-4570Rを搭載したPC自作キットとしては、ZOTACの「ZBOX EI730」も発売されている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店とパソコンショップ アーク]