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144Hz駆動のFPS向け27インチ液晶が発売、BenQ製

元プロゲーマーが開発に協力、24インチモデルも発売

 BenQの144Hz対応ゲーミング液晶が2モデル登場、27インチの「XL2720Z」と24インチの「XL2420Z」が発売された。店頭価格(税抜き)は前者が51,000円前後、後者が48,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 販売しているツクモDOS/Vパソコン館では両モデルを並べて展示しており、独自機能を有効にした時と無効にした時の違いを確認することもできる。

元プロゲーマーが開発に協力、専用コントローラーも付属

 XL2720ZとXL2420Zは、非光沢のTN液晶パネル(1,920×1,080ドット)を採用したゲーム向けディスプレイ。リフレッシュレート144Hzへの対応と、応答速度1ms(GTG)を謳い、動きの速いゲームや動画でも、スムーズな表示と残像の大幅な低減が可能としている。

 FPSゲームなどの暗いシーンでの視認性を高める「Black eQualizer」や、元プロゲーマーが開発に協力した調整モード「FPSモード」、輪郭をくっきりと表示する「ブレ削減モード」、「ブルーライト軽減モード」などの機能も搭載。

 また、ちらつきを防止する「フリッカーフリーバックライト」をパネルに採用するほか、OSDの操作を手元で行なえる専用コントローラー「S.Switch」も付属する。

 なお、3月に発売された24インチモデル「XL2411Z」になかった主な機能としては、前述のS.Switchと、映像端子のDisplayPortが挙げられる。XL2720ZとXL2420Zでは、DVI-DLとDisplayPortの使用時に最大144Hzに対応する(HDMI使用時は最大60Hz)。

 XL2720Zの主なスペックは、応答速度5ms(GTG 1ms)、輝度300cd/平方メートル、コントラスト比1,000:1(DCR使用時1,200万:1)、画素ピッチ0.311mm、視野角が水平170度、垂直160度。また、NVIDIA 3D Vision 2に対応する。

 本体はサイズが幅642×高さ548×奥行き273mm、重量が約7.5kg。映像端子はDisplayPort×1、HDMI×2、DVI×1、VGA×1、音声端子はヘッドフォンジャック×1を備える。スタンドではスイベル(左右各45度)、チルト(下5度、上20度)、高さ調整(140mm)が可能。また、VESAマウント(100×100mm)に対応する。

 XL2420Zの主なスペックは、応答速度5ms(GTG 1ms)、輝度350cd/平方メートル、コントラスト比1,000:1(DCR使用時1,200万:1)、画素ピッチ0.276mm、視野角が水平170度、垂直160度。また、有名ゲーマーたちがゲーム用に特別に調整したというプリセット「Game Mode Loader」や、NVIDIA 3D Vision 2に対応する。

 本体はサイズが幅571.4×高さ516.9×奥行き243.61mm、重量が約6.1kg。映像端子はDisplayPort×1、HDMI×2、DVI×1、VGA×1を備える。スタンドではスイベル(左右各35度)、チルト(下5度、上20度)、高さ調整(130mm)が可能。また、VESAマウント(100×100mm)に対応する。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館]

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