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NASが4Kディスプレイに直接出力、ASUSTORがデモ

今週末も再びイベント、高橋敏也氏も登壇

 NASが4Kディスプレイに直接出力、動画などをい再生する、というユニークなデモが、21日(月)に実施された。

 デモが行われたのは、同日にアキバナビスペースで実施されたASUSTORのイベント「ASUSTORラウンチイベント」。このイベントは、ASUSグループのNASメーカーである同社の製品を、CFD販売が代理店として取り扱うことをアピールするためのもの。

 ASUSTORの開発責任者、Quote Lin氏やWesternDigitalのスタッフも登壇、ASUSTORのNASやWesternDigitalのHDDを解説した。

「4K出力できるNAS」をデモ動画再生しても低負荷

 4Kディスプレイ出力に使われたのは、同社が年内に発売予定の中小企業/エンタープライズ向けモデル「7シリーズ」。同シリーズはCPUにCore i3またはXeonを採用した高パフォーマンス製品で、「4K出力で動画再生してもCPUの余力が十分にある」(ASUSTOR)という。実際のデモでは、CPU負荷13~16%程度をマークしていた。

 なお、NASによる直接画面出力は「リビング用途向け」などでのアピールが徐々に増えてきたが、今回の製品はあくまでも企業向け。企業向けでの4K出力の用途については「現在、検討中」とのこと。

 ちなみに、この7シリーズはデュアルHDMI出力や最大32GBのメモリ容量、Xeon採用モデルの存在、10GbEカードの対応などもウリ。価格については「未定だが、他社の同クラス製品と比べて競争力のある価格になる」(同社)という。

 このほか、解説セッションでは後からアプリをインストールできる柔軟さやクラウドサービスとの連携機能、HDD交換だけで(データを維持したまま)機種を変更できる柔軟さなど、同社製NASの魅力がアピールされた。

今週末もイベント実施高橋敏也氏も登壇

26日(土)のイベント予告

 そのほかのイベントの様子は以下の通り。

 また、ASUSTORのNASについては、今週末、26日(土)も解説イベントが開催される予定。会場はツクモパソコン本店で、時間は13:15~17:00。セッションでは、髙橋敏也氏も登壇、NASを語る予定だ。

拡張性やマルチメディア機能などをアピールした
USB TVチューナーも接続できるが、日本国内向けでは非対応。これについては、DTCP-IP対応も含め「今後、検討していく」という
会場にはWesternDigitalのカウガールも
WesternDigitalの製品解説
ASUSTOR 製品