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内部が左右に仕切られたCORSAIR製ケースのmicroATX版が登場

デュアルチャンバー構造、従来のE-ATX版よりもかなりコンパクト

 CORSAIR製デュアルチャンバーキューブケースの小型版が登場、microATX対応の「Carbide Series Air 240」が発売された。カラーはブラックとホワイトの2種類。店頭価格は税込13,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

昨年7月に登場したE-ATX対応モデル「Air 540」よりもコンパクトに、横置きも可能

 Carbide Series Air 240は、本体内部が左右2つのスペースに仕切られたデュアルチャンバー構造のキューブタイプPCケース。

 左側をマザーボードのスペース、右側をストレージや電源のスペースと分けることで各パーツの熱を分離。さらに、メッシュフィルタとの併用で各熱源に直接的にエアを送る「Direct Airflow Path」を採用することにより、システム全体の冷却能力を高めているという。

 本体サイズは幅260×奥行き400×高さ315mm。昨年7月に登場したE-ATX対応モデル「Carbide Series Air 540」(幅300×奥行き415×高さ460mm)と比べるとかなりコンパクトで、特に高さが抑えられているのが印象的だ。

 また、縦置きに加え、横置きが可能になったのも特徴。横置き時は、アクリル窓付きのサイドパネルがトップパネルとなり、上から内部のパーツが眺められる。設置方向にあわせて、フロントパネルのエンブレムの向きが変えられるのもユニークだ。

 ドライブベイ数は2.5インチ/3.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×3で、オープンベイは非搭載。なお、2.5インチシャドウベイには、トップパネルを外してアクセスする。拡張カードスロットは4基。

 標準搭載のケースファンはフロント120mm×2、トップ120mm×1で、ボトム・リア・サイドにもファンの増設が可能。フロントに240mmサイズの水冷ラジエーターを搭載することなども可能という。また、長さ290mmまでの拡張カードや、奥行き225mmまでのATX電源も搭載できるとしている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

CORSAIR Air 240